風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

ヨブの前の半生よりも後の半生をもっと祝福された方が、今日も。

主は恵みに満ち、憐れみ深く、
 忍耐強く、慈しみに富み、
 くだした災いを悔いられるからだ。
ヨエル書2:13
あなたがたは、ヨブの忍耐について聞き、.
 主が最後にどのようにしてくださったかを知っています。
 主は慈しみ深く、憐れみに満ちた方だからです。
ヤコブ書5:11
      (ローズンゲン日々の聖句10/9;金)
 ヨブは、キリスト紀元前2000年頃の人と言われていますが、「潔白で正しく、神を畏れ、悪から遠ざかり、7人の息子と3人の娘のためにも、「私の息子たちが、あるいは罪を犯し、心の中で神を呪ったかもしれない」と、罪の赦しを求めて、一人一人のために、それぞれの全焼のいけにえをささげる人だったそうです。(ヨブ1:1、5)。
 そのように正しい生活をしていたヨブに、ある日、突然、災いが襲います。
隣国から侵入した略奪隊によって、使用人が殺され、牛やろば、羊、らくだなどの全財産を奪われてしまい、さらに、長男の家に集まっていた子どもたちの上に、大風が吹いて来て家が倒れかかり、全員が死んでしまったのだそうです。
 そのとき、ヨブは、「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主はとられる。主の御名はほむべきかな」と、上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝したのだそうです。
 が、さらに、ヨブ自身も、足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物ができ、ヨブは土器のかけらで自分の身をかき、灰の中にすわることになって、妻から、「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神を呪って死になさい」と言われる状況になってしまったのだそうです。
 そのヨブの出来事を聞いた3人の友人が、遠くからヨブを慰めに来て、ヨブがそのような災いに会うのは、ヨブが何か罪を犯したせいだから、悔い改めるようにと勧めるのですが、ヨブは、「私はそんな悪いことをした覚えはない。それなら、私にどんな悪いことがあるのか、神と論じてみたい」と言い張り、ついに、友人たちは口をつぐむことになったのだそうです。
 そのとき、天の神、主は、嵐の中からヨブに答えられて、ヨブが会った災いの原因については触れず、ご自分が創造者であり、主権を持つ者であることを述べられたのだそうですが、ヨブはこれに対し、
「あなたには、全てができること、あなたは、どんな計画も為し遂げられることを、私は知りました。
『知識もなくて、摂理を覆い隠す者は、だれか。』
まことに、私は、自分の悟り得ないことを告げました。自分で知りえない不思議を。
『さあ聞け、わたしが語る。わたしがあなたに尋ねる。わたしに示せ。』
私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。それで私は自分をさげすみ、ちりと灰の中で悔いています」と答えたのだそうです。
 天の神、主は、ヨブに悔い改めを迫った3人の友人よりも、ヨブのほうを正しいとされ、ヨブの繁栄を元どおりにし、ヨブの所有物もすべて2倍に増され、7人の息子、3人の娘を持つようにされ、ヨブの前の半生よりもあとの半生をもっと祝福されたのだそうです。
 主は、恵みに満ち、忍耐強く、慈しみ深く、憐れみに満ちた方なのですね。私たちに対しても。
今日も。
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