風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

悪い者から救ってください

だれもかれも背き去った。
 皆ともに、汚れている。
  善を行う者はいない。ひとりもいない。
詩編14:3
悪い者から私たちを救ってください。マタイ6:13

...

      (ローズンゲン日々の聖句11/24;火)
 心の中で「神はいない」と言っている人、
天の神、主は、そのような人は愚かだと言われるのだそうです。
主は、天から人の子らを見おろして、
神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。
彼らはみな、離れて行き、
だれもかれも腐り果てている。
善を行う人はいない。ひとりもいない。」(詩篇14:1~3)
 天の神、主と、思いを一つにし、心を一つにしていく者と望まれて造られながら、その生き方を嫌い、
神のひとりのようになり、自分一人で善悪を判断し、決めていくものになろうとした者の子孫である私たち。
「神はいない。自分は自分で生きている」と豪語するのですね。
「悪い者」、外からの悪いもの、悪の力があり、それから守ってくださいということもあるのでしょうが、
自分のうちの、自分自身、「生まれたときからの霊」と呼ばれる自分自身が「悪い者」、
創造の目的から的はずれになってしまった悪い者なのでしょうね。
 「生まれたときからの霊」は、イエスの十字架刑の処刑に合わせていただいて「死んだもの」とされていますが、
絡まりつき、まとわりついて、死んでいない、それが本当の自分であるかのように思わせて、
その死んでいる自分を改善し、立派にし、信仰深くしなければいけないかのよう思い込ませるのですね。
 この「悪い者」から救ってください。
はっきりと、「生まれたときからの霊」という私は死んでいるものと認めて、
「聖である霊」と呼ばれる方をお迎えし、
この方に働いていただいて、
「父である方」の御思いを心に書き付けていただき、
その思いに導かれて生きていく生き方が始まっているのだそうですから(ガラテヤ5:24~25)。
今日も。
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