風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

やがて来る、永続する都を持つ者に

私たちは、私たちの先祖が皆そうであったように、
  あなたの御前では寄留民にすぎず、移住者にすぎません。
 この地上における私たちの人生は影のようなもので、
   希望はありません。歴代誌上29:15
 
私たちはこの地上に永続する都を持っておらず、
  来るべき都を探し求めているのです。ヘブル書13:14
 
        (ローズンゲン日々の聖句2/22;月)
 
 私たちは、この地上での生涯がすべてだと思っていて、死をもってすべてが終わってしまうと思っているところがあります。
しかし、この地上での人生は影のようなもの、本体は別のところにあるようですね。
寄留民、移住している者、本国を別に持っている者になれるのだそうです。
 
 この地上の国、この地上の出来事は過ぎ去っていきます。
それとは別に、過ぎ去らない、永続する国、新しい都を用意してくださると、天の神、主は言われる。
それは、やがて来る、必ず実現する国、新しい都なのだそうです。
 
 私たちは、天の神、主の民ではなく、他国人であり、いろいろな約束と関わりのない者、神なく望みなく、どこへどう行くのか知らないで生きる者でした。
 
 今から2000年ほど前のこと、天の神、主は、旧約聖書でずっと預言しておられたことをこの地上に実現されたのだそうです。
 「御子である神」と呼ばれる方を、男との関わりを持たないで生まれた、男の「的外れ」の遺伝子を持たないもの、「女の子孫」として人の世に生れさせ、この方を私たち人間の身代わりとして立て、人間の背きの罪のすべてをこの方に背負わせて十字架刑で処刑し、罪人として、天と地の間にかかげ、さらしものにされたのだそうです。
 
 このことによって人間の、すべての背きの罪を処罰済み、処刑済みとしたうえで、この方を、死からよみがえらせ、もと居た地位、「父である神の右の座」に帰らせ、この方によってもう一人の方、「聖である霊」と呼ばれる方を、受け入れる者、一人一人に派遣してくださるのだそうです。
 
 この「聖である霊」と呼ばれる方の働きで、受け入れる者一人一人の心に、一人一人に関わるご自身の御思いを書き付けてくださるので、受け入れる者は、この部分において、天の神、主と同じ思い、ひとつ思いになって、天の神、主が、その人を通してしようと思っていらっしゃることを自分の願いのように願う者にしていただけるのだそうです。
 
 天の神、主、「父である神」、「御子である神」、「聖である神」が、互いに愛し合い、相手を尊び合い、思いを一つにし、行動を一つにし、存在を一つにしておられる、その一つの中に、受け入れる者一人一人も加えてくださって、天の神、主と一つになっている者、神の民、来るべき国の国籍を持つ者、相続権を持つ子として、天の神、主と一つ思いにしていただいて、その新しい国を受け継ぐ者としてくださるのだそうです。
 
 来るべき都、本国へ帰る日を待ちわびながら、あの方への熱い思いをいただき、心を一つにしながら、あの方がしようと思っていらっしゃる事をしていくのですね。
今日も。
イメージ 1