風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

長く、意味のある生を生きる秘訣、でしょうか。

あなたの父母を敬え。出エジプト2012
 
 親に恩返しをすることを学ばせるべきです。
それは神に喜ばれることだからです。Ⅰテモテ5:4
 
       (ローズンゲン日々の聖句3/7;月)
 
 父母をとおして私たちはこの世に生まれてきました。
そして、父母の労苦によって私たちは育って来たものなのですね。
決して、自分で生まれて来たのでも、自分一人で育ったわけでもない。
「子をもって知る親の恩」という言葉もありますが、産む苦労も、育てる苦労も大変なもの、なのでしょうね。
 天の神、主は、私たちに、親に恩に報いるよう、特に年をとり、弱って行く親に尊敬と愛をもって接するよう、願っておられるようです。
 
 そして、親も、自分で子どもを造ったわけではない。
子どもの髪の毛一本、まぶたの一重か二重か、鼻の高さの1ミリにも関与できていないのですから。
 
 詩篇139篇の作者は、
「主よ。あなたが私の内臓を造り、
母の胎のうちで私を組み立てられたからです。
私は感謝します。
あなたは私に、くすしいことをなさって恐ろしいほどです。
私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ、
あなたの書物にすべてが、書きしるされました。
私のために作られた日々が、
しかも、その一日もないうちに。」(1391316)と謳っています。
 
 天の神、主は、天地創造の前、世界の基の置かれる前から、私たち一人一人に対する御思いを持っておられ、そのご計画の時が満ちたとき、父母を通して私たち一人一人を産み出してくださったのだそうです。
 
 私たちの心には、まるで、自分で生まれて来て、自分一人で大きくなったかのような思いがありますが、イエスの十字架刑で処刑をとおして来て下さる「聖である霊」と呼ばれる方をお迎えするとき、その方は、私たちの心に、御思いのとおりの親に対する敬愛の思い、自分の創造者である方への愛と畏敬の念を置いて下さるのだそうです。
今日も。
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