風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

為すべき善を知っていながら

主よ、
 私の心が悪に傾くのを許さないでださい。詩編1414
 
人がなすべき善を知りながら、 
  それを行わないのは、
 その人にとって罪です。ヤコブ書417
 
         (ローズンゲン日々の聖句3/31;木)
 
 悪に誘われ、おいしい餌に誘われることのないよう、
思いのままに、天の神、主の御思いからはずれた言葉を口から出すことのないよう、
止めてくださいというのですね。
 
 善悪を知る者となった人間の心は、自然に悪に傾くものなのですから、あなたがお守りくださいということでしょうか。
 
 悪をしなければそれでいいというのではなく、なすべき善、天の神、主が私を通してしようと思っていらっしゃる善、その御思を知っていながら、それを行わないのもはずれた出来事だということのようですね。
 
 私たちすべての人間に代わって十字架刑での処刑を受けてくださり、復活し、天の父である神と呼ばれる方の右の座に帰られたイエスが派遣してくださる「聖である霊」と呼ばれる方は、受け入れる者の心に、父である神の、私たち一人一人に関わる御思いを書き付けてくださり、同じ思いを思う者にしてくださり、受け入れる者を、父である神がしようと思っていらっしゃることをしていく者にしてくださるのだそうです。
心の中に、なすべき善をしていきたいとの願いが起こり、心のほうから動き始めるのだそうです。
今日も。
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