風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

弱さの中でこそ発揮される神の力を

どうか、虐げられている人が
  再び辱められませんように。詩編7421
 
 わたしの恵みはあなたに十分である。
力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだコリント129 
 
      (ローズンゲン日々の聖句5/27:金)
 
 苦難や自分で解決できない出来事が起こって弱さを覚える時が、全能の神の力が現れる恵みの時なのだそうです。
 
 パウロも、人に卑しめられるような、使徒としての働きをしていくうえで妨げになるような「肉体のとげ」(たぶん、人から卑しめられるような病気)が与えられたのだそうですが、そのことを通して、事をなされるのは、天の神、主であって、パウロ自身ではないことがいよいよ明らかになり、いよいよ、思いっきり、自分の弱さを認めて、天の神、主により頼んでいくようになったのだそうです。
 
 神である主の力の具体的な現れの事実が、伝えられているイエスの出来事が「うまく考え出した作り話」(Ⅱペテロ116)ではなく、事実として起こった出来事であることを証言するのですね。
 
 私たちが、たとえ、人から虐げられ、辱められるような弱さの中にあったとしても、その場所でこそ、それにいや増さって、天の神、主の御力は発揮されるのだそうですから。
今日も。