風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

皆に仕える心にも

ギデオンの言葉:
私はあなたたちを治めない。
  主があなたたちを治められる。士師記823
 
 イエスの言葉:
 異邦人の間では、
支配者たちが民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。
しかし、あなたがたの間では、そうではない。
あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になりなさい。マルコ104243
 
 イザヤ11827
 Ⅱコリント6110
      (ローズンゲン日々の聖句10/29;土)
 
 イナゴの大群のように侵入して来て、イスラエルに羊や牛やロバのためのえささえも残さないほどに国を荒らす、10万を超えるミデヤン人を、天の神、主の導きで、300人で撃退したギデオン。
 
「あなたも、あなたのご子息も、あなたの孫も、私たちを治めてください。
あなたが私たちをミデヤン人の手から救ったのですから」と言うイスラエルの人々に、ギデオンは「主があなたたちを治められる」と答えたのだそうです。
 
 
 イエスも、「皆に仕える者が、偉い人なのだ」と、「人の先に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい」と教えられたのだそうです。
 
 イエスご自身が、仕えられるために来たのではなく、仕えるために、
多くの人のための、贖い(あがない、代価を払って買い戻すこと)の代価として、自分のいのちを与えるために、人として、人の世に来られた方なのだそうですから(マルコ104445)。
 
 イエスが十字架刑で処刑され、私たちの贖う(買い戻す)代価としてご自身の命を支払ってくださったことを受け取り、
「あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白く、
紅のように赤くても、羊の毛のように白く」(イザヤ118)していただき、
三日目に墓より復活し、天の父の右の座に帰られたイエスが派遣してくださる「聖である霊」と呼ばれる方をお迎えして、「父である神」の御思いを心に置いてもらうなら、
偉くなりたいだけの私たちも、皆に仕える心にもしていただけ、
みなしごのために正しいさばきをし、やもめの訴えを取り上げ、正義と忠信を持つ者とも(イザヤ12127)していただけるのだそうです。
今日も。
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