風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

あなたを離しません。私を祝福してくださるまでは。

私は、祝福してくださるまでは、あなたを離しません。創世記32:27

 

 目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい。コロサイ書4:2  

 

 コロサイ書1:9~14

 イザヤ書60:1~14

      (ローズンゲン日々の聖句11/30;水)

 

 兄エサウの空腹につけ込んで赤い豆の煮もの1杯で長子の権利を買い取り、父イサクが老齢で目が見えなくなっていることをいいことに、兄エサウに成りすまして相続の祝福を奪ったヤコブ。

 

 兄エサウの怒りから逃れて、母リベカの兄ラバンのもとに逃れ、20年を過ごし、4人の妻と12人の息子、そして羊ややぎ、ラクダや牛など多くの財産を手に入れ、今、カナンの地に帰って来て、兄エサウが400人を引き連れて迎えに出てくるというので、恐れてヤボクの渡しを渡れないヤコブ。

 

 その夜、ひとりの人(神)が現れ、ヤコブは夜明けまでその人と格闘したのだそうですが、その人が「わたしを去らせよ。夜が明けるから」と言っても、ヤコブは、「私を祝福してくださるまでは」としがみついたまま離さず、ついに祝福を受け、名をヤコブ(かかとをつかむ)からイスラエル(神と戦い勝った。神の王子)に変えていただいたのだそうです。

 

 ヤコブが、兄への恐れから神にしがみついていたように、「感謝を込め、ひたすら祈りなさい」と使徒パウロは勧めるのですね。

 

 パウロは祈り求めているのだそうです。

「あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。

また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、

神を知る知識を増し加えられますように。

また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、

また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、

喜びをもって感謝をささげることができますように」(コロサイ1:9~12)と。

私たちも祈るのですね。

 

 「神は、私たちを暗やみの圧政から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。

この御子のうちにあって、

私たちは、贖い、すなわち罪の赦しを得ている」(コロサイ1:13~14)のだそうですから。

今日も。

 

 

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