神みずからが成功させてくださる働きの中へと
天にいます神御自ら、
私たちにこの工事を成功させてくださる。
その僕である私たちは立ち上がって町を再建する。ネヘミヤ記2:20
私たちは神のために力を合わせて働く者である。Ⅰコリント3:9
イザヤ書45:1~8
イザヤ書65:17~25
(ローズンゲン日々の聖句12/14;金)
ペルシャ帝国のアルタシャスタ王の献酌官を務めていたユダヤ人ネヘミヤは、
ユダから来た者の報告で、
バビロンの捕囚から帰還した人々は、エルサレムの神殿は再建したが、
城壁は壊されたまま、門は焼き払われたままで、無防備、裸の状態、
生き残った民たちは非常な困難の中にあり、そしりを受けていると聞き、
すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して天の神、主に祈ったのだそうです。
「私は今、あなたのしもべイスラエル人のために、昼も夜も御前に祈り、
私たちがあなたに対して犯した、イスラエル人の罪を告白しています。
まことに、私も私の父の家も罪を犯しました。
私たち(イスラエル人)は、あなたに対して非常に悪いことをして、
あなたのしもべモーセにお命じになった命令も、おきても、定めも守りませんでした。
しかしどうか、あなたのしもべモーセにお命じになったことばを思い起こしてください。
『あなたがたが不信の罪を犯すなら、わたしはあなたがたを諸国民の間に散らす。
あなたがたがわたしに立ち返り、私の命令を守り行うなら、
たとい、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、
わたしはそこから散らされた彼らを集め、
わたしの名を住ませるためにわたしが選んだ場所に、彼らを連れ帰る』と。
これらの者たちは、あなたの偉大な力とその力強い御手をもって、あなたがあがなわれた
あなたのしもべ、あなたの民です。
ああ、主よ。どうぞ、このしもべの祈りと、
あなたの名を喜んで敬うあなたのしもべたちの祈りとに、
耳を傾けてください。
どうぞ、きょう、このしもべに幸いを見せ、
この人(アルタシャスタ王)の前に、あわれみを受けさせてくださいますように」(ネヘミヤ1:1~11)と。
そして、アルタシャスタ王の許可を得て、エルサレムに帰り、
城壁の再建に取り掛かったのだそうです。
そして、周辺の民の妨害にあったとき、ネヘミヤはこの(2:20)ように答えたのだそうです。
使徒パウロは、自分たちのことを、神のために力を合わせて働く者と言っています。
また、やがてバビロンを倒してペルシャの王になるクロスについても、
「あなたはわたしを知らないが、
わたしがあなたの名を呼び、肩書を与え、力を帯びさせ、
諸国を下らせ、王たちの腰の帯を解き、青銅の扉を打ち砕き、鉄のかんぬきをへしおり、
秘められている財宝を与える」(イザヤ45:1~8)と預言されたのだそうです。
イエスの十字架刑での処刑に合わせていただいて、
自分自身である「生まれた時からの霊」を処刑されたものとしていただき、
「聖である霊」と呼ばれる方をお迎えして、
この方によって、「父である神」が一人一人に思っておられる御思いを心に置いていただき、
「父である神」と思いを一つにして歩む者は、
「神のために力を合わせて働く者」としていただけて、
「父である神」がしようと思われることをこの地にもたらす者にしていただけるのだそうですね。
やがて実現する「新しい天と新しい地」(イザヤ65:17~25)とを目指して、
神みずからが成功させてくださる働きの中へと。
今日も。