風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

「パパ。お父さん」と呼んでいいのだそうです。私たちも。

焦って口を開き、
心せいて、神の前に言葉を出そうとするな。
神は天にいまし、あなたは地上にいる。
言葉数を少なくせよ。
コヘレト5:1

 主よ。私たちにも祈りを教えてください。ルカ11:1

 ユダ書1~2、20~25
 民数記23:1~12(通読箇所)

  (ローズンゲン日々の聖句9/16;土)

伝道者は言います。
「神の宮に行くときには、自分の足に気をつけよ。
近寄って聞くことは、愚か者がいけにえをささげるのにまさる。
神の前では、軽々しく、心あせって言葉を出すな。
神は天におられ、あなたは地にいるからだ。
だから、ことば少なくせよ。
神に誓願を立てるときには、それを果たすのを遅らせてはならない。
誓ったことを果たせ。
誓って果たさないよりは、誓わないほうがよい」(伝道〔コヘレト〕の書5:1~5新改訳)と。


祈りを教えてくださいという弟子に、イエスは言われました。
「祈るときには、こう言いなさい。
『父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。
私たちの日ごとの糧(かて)を毎日お与えください。
私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負い目のある者をみな赦します。
私たちを試みに会わせないでください。』」(ルカ11:1~4新改訳)と。

 

 

エスが、ご自身に私たちの「的外れ」の責任を負って、
私たちに代わって十字架刑での処刑を受けてくださったのだそうです。
「神のひとりのようになり、善悪を知る者」になっている(創世記3:5、22)、
私たちの〔生まれた時からの私〕という霊を処刑済みのもの、死んだものとしてくださるのだそうです。
 そして、イエスに代わって来て下さる、〔聖である霊〕と呼ばれる方は、
私たちに、〔神の子〕の身分を与えてくださのだそうです(ヨハネ1:12~13、ロマ8:13~17)。

 

そして、〔父である神」が私たち一人一人に思っていてくださる御思いを私たちの心に置いてくださるので、
その御思いを自分の思いとして生きる者は、〔父である神〕を「父よ」と呼んで、
愛されている子どもの立場でお話ししなさいと言われるのですね。

 

 

マリヤとヨセフの息子であるユダは書き送っています。
「父なる神にあって愛され、イエス・キリストのために守られている、召された方々へ。
愛する人々よ。あなたがたは、自分の持っている最も聖い信仰の上に自分自身を築き上げ、
聖霊によって祈り、
神の愛のうちに自分自身を保ち、
永遠のいのちに至らせる、私たちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい」(ユダ1:1、20~21)と。

 

 

エジプトから出て来て、
今、自分の国の目の前、モアブの草原にいるイスラエルの民を呪ってもらおうと、
モアブの王バラクは、ユーフラテス河畔のベトルにいる占い師バラムを招いたのだそうです(民数記22章)。

しかし、バラムは、天の神、主から、
「あなたの思いはわたしとは反対に向いている。
ただ、わたしが告げることばだけを告げよ」との強い警告を受けて(民数記22:31~35)、
天の神、、「わたしはあるという者」と名乗られる方がバラムの口に置かれたことばを伝えたのだそうです。

「バラクは、アラムから、モアブの王は、東の山々から、私を連れて来た。
『来て、私のためにヤコブをのろえ。
来て、イスラエルに滅びを宣言せよ。』
神が呪わない者を、私がどうしてのろえようか。
が、「わたしはある」と名乗られる方が滅びを宣言されない者に、私がどうして滅びを宣言できようか。
岩山の頂から私はこれを見、丘の上から私はこれを見つめる。
見よ。この民はひとり離れて住み、おのれを諸国の民の一つと認めない。
だれがヤコブのちりを数え、イスラエルのちりの群れを数ええようか。
私は正しい人が死ぬように死に、私の終わりが彼らと同じであるように」(民数記23:7~10)と。

 

 

エスは、ご自身、全知、全能、永遠不変の方でありながら、
〔父である神〕への愛と尊敬のゆえに、自由意思で、自発的に、
「わたしはわたし自身からは何事もせず、ただ父がわたしに教えられたとおりに、これらのことを話している」(ヨハネ8:28)方、
〔神のことば〕の立場に(ヨハネ1:1~2)ご自身を置いておられる方なのだそうです。

 私たちも、「神の子」の身分を与えていただいて
「父よ」と呼び、
いよいよ、イエスに似たものに、
〔父である神〕を愛する者にしていただいて、
〔聖である霊〕と呼ばれる方が心に置いてくださる〔父である神〕の御思いに、
自由意思で、自発的について行く者に、
〔父である神〕がしようと思われることをしていく者にしていただけるのだそうですから。
今日も。

 

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