風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

花婿を出迎える乙女たちのように

腰に帯を締め、
ともし火をともしていなさい。
ルカ12:35(11/26の週の聖句)

 

私たちは、何をすべきか分からず、
ただあなたを仰ぐことしかできません。
歴代誌下20:12

 私たちも信仰の創始者また完成者である
エスを見つめながら走り抜きましょう。
ヘブル書12:2

 マタイ25:1~13
 詩46(通読箇所)

  (ローズンゲン日々の聖句11/26;Ⅳ日)

エスがこの世におられた当時、
ユダヤの婚礼は1週間も続いたのだそうです。
それで、婚礼に出かけた主人がいつ帰って来るのか分からないのだそうです。
真夜中か、夜明けなのか。
それで、主人が帰って来て戸をたたいた時、
すぐに戸を開けられるようにと、
腰に帯を締め、ともし火をともして待っているしもべのようでありなさい、とイエスは言うのですね。

 また、花婿は、花嫁を迎えに、花嫁の家に行き、そこで宴会があり、
それから花婿の家での宴会が始まるののだそうです。
それで、花婿がいつ来るかわからないので、
花婿を出迎える賢い乙女は、
ともし火の油がなくならないように、予備の油を用意するのだそうです。

エスが2000年ほど前に来られた、その時は、
私たち、すべての人間の、
すべての「的外れ」の責任をご自身に負って、
身代わりの犠牲の小羊として、
十字架刑での処刑を受けて、
私たちに、神の怒りが残っていないようにするために来られたのだそうです。
が、今度は、花婿が花嫁を迎えに来るように、
私たちを迎えるために来られるのだそうです。
その時を待ち望む者は、主人の帰りを待つしもべのように、
また、花婿を迎える乙女たちのようにしていなさい、とイエスは言われるのですね。

また、紀元前850年頃のこと、
ユダのヨシャバテ王は、隣国のモアブ、アモンの大軍が侵入して来て、
今まさに国が滅びようとしているとき、
ただひたすら天の神、主に求め、
ユダ全国に断食を布告し、
ユダの人たち全員、幼子、妻たち、子どもたちも集まって
天の神、主の助けを求めたたのだそうです。
「ご覧ください。彼らが私たちにしていることを。
彼らは、あなたが私たちに得させて下さったあなたの所有地から
私たちを追い払おうとしています。
私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。
このおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。
私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。
ただ、あなたを仰ぎ、あなたに目を注ぐのみです」と。

私たちにも、
日々の一つ一つの出来事の中で、
天の神、主、「『わたしはある』という者」と名乗られる方に、
信仰の創始者であり、完成者であるイエスによって、
「天の父よ」と呼びかけ、
目を注いでいってほしいようですね。
この新しい週も。

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