風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

イエスに関する証言の言葉を心に留めながら

モーセの言葉:
あなたたちは、
今日私が証言するすべての言葉を心に留めなさい。
それは、決してむなしい言葉ではなく、
あなたたちの命である。
申命記32:46、47

 神から遣わされた一人の人がいた。
その名はヨハネである。
彼は光ではなく、
光について証しするために来た。
ヨハネ1:6、8

 ヘブル書10:32~39
 ゼカリヤ書1:7~17(通読箇所)

  (ローズンゲン日々の聖句12/5;火)

 イスラエルの民をエジプトでの奴隷状態から脱出させ、
40年にわたって、荒野での生活を指導したモーセは、
この地上での生涯を終えるに際し、民にこのように語ったのだそうです。
「私が証言するすべての言葉を心に留め、心に納めなさい。
それは空しい言葉ではなく、いのちのことばだから」と。

使徒ヨハネは、
エスがキリスト(救い主)としての公生涯に入られる直前に世に現れ、
人々に、心を方向転換して神に立ち返るよう説いたバプテスマのヨハネのことを、
「光について証しする者」と言っています。

エスは、旧約聖書のすべてが、
「わたしについての証言」だと言っておられるのだそうです(ヨハネ5:39)。

 それは、むなしい言葉ではなく、私たちの命だから、
心に留めていなさいということでしょうか。

 ヘブル書の記者は言います。
「あなたがたは、光に照らされて後、
苦難に会いながら激しい戦いに耐えた初めのころを、思い起こしなさい。
人々の目の前で、そしりと苦しみを受けた者もあれば、
このようなめにあった人々の仲間になった者もありました。
あなたがたは、捕らえられている人々を思いやり、
また、もっとすぐれた、いつまでも残る財産を持っていることを知っていたので、
自分の財産が奪われても、喜んで忍びました。
ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。
それは大きな報いをもたらすものなのです。
あなたがたが神のみこころを行って、
約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
『もうしばらくすれば、来るべき方が来られる。
おそくなることはない。
わたしの義人は信仰によって生きる。
もし、恐れ退くなら、私のこころは彼を喜ばない。』

私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、
信じていのちを保つものです」(ヘブル10:32~39新改訳)と。

天の神、主、「『私はある』という者」と名乗られる方は、
「万軍の主よ。
いつまであなたはエルサレムとユダの町々に、あわれみを施されないのですか」との問いに答えて言われたのだそうです。
「わたしは、エルサレムとシオンを、ねたむほど愛した。
しかし、安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。
わたしが少ししか怒らないでいると、彼らはほしいままに悪事を行った。
わたしは、あわれみをもってエルサレムに帰る。
そこにわたしの宮が建て直される。
  ――万軍の主の御告げ――
測りなわはエルサレムの上に張られる。
わたしの町々には、再び良いものが散り乱れる。
主は、再びシオンをなぐさめ、
エルサレムを再び選ぶ」(ゼカリヤ1:12~17)と。

これは、直接には、
バビロン捕囚からの帰還によって第二神殿が建てられる預言のようですが、
この歴史の終わりには、
今はない神殿が、
第三神殿が建てられると受け取っている人も多いようです。

そして、イエスが、三度目に来られて、オリーブ山に立たれ(地上再臨)、
エルサレムの、今は閉じられている東側の門、「黄金門」から入られると。

 「神は、天の高い所におられて、すべて世はこともなし」ではなく、
天の神、主はのこの世界に働いておられる方、
この人間の歴史を導いておられる方、なのだそうです。


 その計画に従って、
私たち一人ひとりにも計画を持っていてくださり、
エスを通して私たちに来てくださる〔聖である霊〕と呼ばれる方によって、
その御思いを、私たち、それぞれの心に置いてくださり、
私たちも、ご自身と心を一つにする者として用いようと思っていてくださるようです。
だから、証言の言葉を心に留めていなさいと。

今日も。

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