風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

完全な者とし、固く立たせ、強め、力づけ、不動の者と

呼び求める私に答え、
あなたは魂に
力を与えてくださいました。
詩138:3

 あらゆる恵みの源である神、
すなわち、キリストを通して
永遠の栄光へ招いて下さった神ご自身が、
しばらくの間苦しんだあなたがたを
完全な者とし、
強め、力づけ、
揺らぐことがないようにしてくださいます。
Ⅰペテロ5:10

 創世記9:12~17
 ヨハネ2:1~12(通読箇所)

  (ローズンゲン日々の聖句1/5;金)

 天の神、主、「『わたしはある』という者」と名乗られる方は、
呼び求める私に答えてくださり、
私たちの魂に力を与えてくださる方。
あらゆる恵みの源である方。
私たちを、キリストにあって、永遠の栄光に招いていてくださり、
しばらくの苦しみのあとで、
完全な者とし、
堅く立たせ、
強くし、不動の者としてくださる方なのだそうです。

 この方は、
「われわれのかたちに、われわれに似せて」(創世記1:26)、
「あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、
わたしたちが一つであるように、
わたしたちとひとつになる者を」(ヨハネ17:21~23)と願われて造られていながら、
「神のひとりのようになり、善悪を知る者」になって(創世記3:5、22)、
その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾き、
地を暴虐で満たしている人間を一掃し、
新しい世界を始めようと、
洪水をもって地を覆われたあと(創世記6章~8章)、
神の言葉に従い、言われたとおりに箱舟を作って、これに入り、
洪水を免れたノアとその家族に言われたのだそうです。

「わたしはあなたがたと契約を立てる。
すべての肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。
もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。
わたしはあなたがた、およびあなたがたといっしょにいるすべての生き物との間に、
わたしが世々永遠にわたって結ぶ契約のしるしは、これである。
わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。
それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。
わたしが地の上に雲を起こすとき、虹が雲の中に現れる。
わたしは、わたしとあなたがたとの間、
おおびすべての肉なる生き物との間の、わたしの契約を思い出すから、
大水は、すべての肉なるものを滅ぼす大洪水とは決してならない」(創世記9:11~15新改訳)、と。


 イエスが弟子たちと、親戚の婚礼に招かれたとき、
婚礼の途中でぶどう酒がなくなってしまったのだそうです
(当時のユダヤの婚礼は
1週間も続いたのだそうですから)。

 母マリヤは、イエスに言ったのだそうです。
「ぶどう酒がありません」。
すると、イエスは、
「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。
女の方。
わたしの時はまだ来ていません」と答えられたのだそうです。
 けれども、母マリヤは手伝いの人たちに言ったのだそうです。
「あの方が言われることを、何でもしてあげてください」。

 そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、
それぞれ80~120リットル入りの石の水がめが六つ置いてあったのだそうです。
婚礼の客が家に入るとき、身をきよめるための水で、
そのときは、使い終わって、水は少ししか残っていなかったのでしょう。
エスは、手伝いの人たちに
「水がめに水を満たしなさい」と言われ、
彼らは水がめのふちにまでいっぱいにした。
エスは言われた。
「さあ、今くみなさい。
そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」
彼らは持って行った。
宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。
それがどこから来たのか知らなかったので、
彼は、花婿を呼んで言った。
「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、
人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、
あなたはよいぶどう酒をよくも今まで取っておかれました」(ヨハネ2:1~10)、と。


 〔父である神〕は、わたしたちにも、
〔聖である霊〕と呼ばれる方によって、
これからしようと思われることを私たちの心に置き、

願いを起こさせて、

実現してくださるのだそうですから。

栄光の御業を。

今日も。