風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

神の守りの中を

 あなたはわたしに
命と恵みを約束し、
あなたの加護によって、
私の霊は保たれていました。
ヨブ記10:12

 パウロの手紙:
エパフロデトは
ひん死の重病にかかりましたが、
神は彼を憐れんでくださいました。
彼だけでなく、私をも憐れんで、
悲しみを重ねずに済むようにしてくださいました。
フィリピ書2:27

 ガラテヤ書1:13~24
 ホセア書9:10~17(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句7/2;月)

 天の神、主、
「『わたしはある(I AM)』という者」と名乗られる方は、
私たち人間を形造り、造られた方、
私たちにいのちと恵みを与え、
私たちを顧みて、
私たちの霊を守り、保っていてくださる方。

 パウロがローマで捕らわれているとき、
エパフロデトという人が
ピリピの教会からパウロのもとに遣わされ、
ピリピ教会からの贈り物を届け、
パウロのもとにとどまり、パウロのお世話をしていたのだそうです。

 そのとき、エパフロデトが死ぬほどの病気にかかったのだそうですが、
天の神、主は、
彼を憐れんでくださっていやしてくださり、
パウロが悲しみに悲しみを重ねないで済むようにしてくださったのだそうです。

 パウロは、このピリピ教会をはじめ、
当時のローマ帝国地中海世界に、
エスによる福音、喜ばしいニュースを伝えていった人ですが、
パウロは、その、イエスによる喜ばしいニュースを、
人から受けたのでもなく、
人から教えられたのでもなく、
人間によらず、神からの啓示によって受けたというのですね。

 パウロ自身は、ユダヤ教に熱心で、
先祖からの伝承に人一倍熱心でした。
それで、イエスによる救いの福音は、
人を惑わす邪教であると判断して、
エスの弟子たちを捕らえ、投獄し、
これを滅ぼそうとしていたのだそうです。

 けれども、天の神、主は、
生まれたときからパウロを選び分け、
恵みをもって召してくださり、
異邦人(ユダヤ人以外の人々)に
パウロ自身は、まず、
自分の同族ユダヤ人にイエスを伝えたのですが、
ユダヤ人は、パウロの言うことを聞こうとせず、
かえって、パウロを殺そうとしたので)、
御子イエスを宣べ伝えさせるために、
御子イエスパウロに啓示されたとき、
パウロはすぐに、人に相談せず、
先輩のイエス使徒たちに会うためにエルサレムに上らず、
アラビヤに出て行って、
天の神、主から直接、啓示を受けたのだそうです。

 そして、以前は、迫害し、滅ぼそうとしていた、イエスによる救いの福音を、
今は、宣べ伝える者とされたのだそうです。

 神は、そのように、私たちにも、
ご自身の御思いを掲示され、実現してくださるのだそうです。

 天での、神の御子の位を後にして
人間イエスとして人の世に来られ、
私たちの身代わりとなって、
私たちに代わって、神にそむき、呪われた者として、
十字架刑での処刑を受けてくださったイエス

 墓に葬られ、
三日目に死人のうちより、新しい霊のからだに復活し、
40日に渡って何度も弟子たちに現れて神の国について語ったのち、

 オリーブ山で弟子たちが見守る中、
雲に迎えられ、
天の、〔父である神〕の右の座に帰られたイエス

 そのイエスが派遣してくださるもう一人の助け主、
〔聖である霊〕と呼ばれる方は、
受け入れる者のうちに来られて、
受け入れる者の心に、
〔父である神〕が私たち一人一人に思ってくださっている御思いを
啓示してくださり(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28)、

 私たちが〔父である神〕と同じ思いを思い、
一つ心になって、
〔父である神〕がしようと思われることをしていく者に
してくださる(ヨハネ14:12)のだそうですから。

 〔父である神〕、〔御子である神〕、〔聖である霊〕と呼ばれる神が、
愛において、
自由意思で、自発的に一つになっておられるように、
私たちも神と一つになるように(創世記1:26、ヨハネ17:21~23)、と、
〔聖である霊〕と呼ばれる方は、働いてくださるのだそうですから。

 自分の理性による善し悪しの判断のままを行い、
神に聞き従おうとしない(ホセア9:10~17)
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を、
エスの十字架刑での処刑に合わせて、
処刑された者、死んだものとしてくださりながら。

 命と恵み、憐みの中を。
今日も。

 

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