風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

まだ見ていない事実を、事実と確認しながら

ノアは、
すべて神が命じられたとおりに
果たした。
創世記6:22

 

信仰とは、
望んでいることを確信し、
見えない事実を確認することです。
ヘブル書11:1

 ヨハネ21:15~19
 列王記上5:15~32(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句6/18;木)


 天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」
と名乗られる方(出エジプト3:14)は、
地上に人の悪が増大し、暴虐に満ち、
人が心に図ることはみな、いつも悪に傾くのをご覧になり、
地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められたのだそうです。

 

 それで、ノアに命じられました。
「すべての肉なるものの終わりが、私の前に来ようとしている。
地は、彼らのゆえに暴虐で満ちているからだ。
見よ、わたしは彼らを地とともに滅ぼし去る。
あなたは自分のために、ゴフェルの木で箱舟を造りなさい。
箱舟に部屋を作り、内と外にタールを塗りなさい。
それを次のようにして造りなさい。
箱舟の長さは300キュピト(132メートル)、
幅は50キュピト(22メートル)、
高さは30キュピト(13メートル)。
〔参考:ダイヤモンドフェリー「おくどうごⅡ」(神戸港~大分港)全長118,86m、幅20,6m〕
 

箱舟に天窓を作り、
上部から1キュピト(44センチ)以内に天窓を仕上げなさい。
また、箱舟の戸口をその側面に設け、
箱舟を1階と2階と3階に分けなさい。

 

 わたしは、今、いのちの息のあるすべての肉なるものを
天の下から滅ぼし去るために、
地上に大水を、大洪水をもたらそうとしている。
地上のすべてのものは死に絶える。

 

 しかし、わたしはあなたと契約を結ぶ。
あなたは、息子たち、妻、それに息子たちの妻とともに
箱舟に入りなさい。
また、すべての生き物、すべての肉なるものの中から、
それぞれ2匹ずつ箱舟に連れて入り、
あなたとともに生き残るようにしなさい。
それらは雄と雌でなければならない。
鳥は種類ごとに、動物も種類ごとに、
また地面をうすべてのものを種類ごとに、
それぞれ2匹ずつ生き残れるよう、
あなたのところに来なければならない。
あなたは、食べられるあらゆるものから採って、
自分のところに集め、
あなたとそれらの動物のための食物としなさい。」

 

 ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、
そのように行った(創世記6:5~22)、のだそうです。

 

 大洪水を起こす大雨など降りそうにもなく、
しかも、海からは遠い陸の上に。
 

 けれども、ノアが箱舟を造り終え、
動物たちとノアの家族が箱舟に入った後、
大雨が降り始め、大洪水となり、
150日、水は増え続け、全地が水に覆われたのだそうです。

 

 そして、雨が降り始めてから、水がひき、
地の面が渇くのに1年を要したのだそうです。
 

 

 信仰とは、そのように、
望んでいる事柄の実体、保証であって、
目に見えないこと、
まだ見ていない事実を事実だと確認するもの、なのだそうです。

 

 

 「あなたのためなら、いのちも捨てます」と言い、
その夜のうちに、三度もイエスを知らないと否定し、
エスの前に立つ瀬のないペテロに、

 

十字架刑での処刑を受け、
死んで墓に葬られ、
三日目、死人の中から新しい霊のからだに復活されたイエスは、
三度、 「わたしを愛(アガパオー)していますか。」、
「わたしを愛(アガパオー)していますか。」、
「わたしを愛(フィレオ―)していますか」と言われ、
 

 「わたしの羊を飼いなさい。
あなたは若いときには、
自分で帯をして、自分の望むところを歩きました。
しかし、年をとると、あなたは両手を伸ばし、
ほかの人があなたに帯をして、
望まないところに連れていきます。わたしに従いなさい」
と言われたのだそうです。(ヨハネ21:15~19)

 

 そして、その言葉のとおりに、ペテロは、
エスに従う人たちの中心になって、人々を導き、
最期は、ローマで、十字架刑にされ、
両手を伸ばしたかたちで、殉教することになったのだそうです。

エスの言葉どおりが事実に。


 私たちも、【聖である霊】と呼ばれる方の導きに従って進み、
【父である神】の御思いの中で成っている事実の中へと。
今日も。

 

 

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