天の神、主の許しと支えと備えの中で
バラムは答えた。
「たとえバラクが、家に満ちる金銀を贈ってくれても、
私の神、主の言葉に逆らうことは、
悪に負けることなく、
善をもって悪に勝ちなさい。ロマ12:21
ゼカリヤ書2:14~17(新改訳では2:10~13)
イザヤ書63:17~64:3(新改訳~4)
(ローズンゲン日々の聖句12/9;金)
エジプトを出た後、約束の地を目前にし、
不従順のゆえに、荒野での生活をすることになったイスラエル。
40年の時が満ちて、ついに、天の神、主から
「あなたがたは長らくこの山(セイル山)のまわりを回っていたが、
北のほうに向かって行け」とのお言葉をいただき、約束の地に向かって行きます。
けれども、神はバラムに言われたのだそうです。
「あなたは彼らといっしょに行ってはならない。
またその民をのろってもいけない。
それで、この招きを断ったのだそうですが、
バラクはもう一度、前の者より大勢の、しかも位の高いつかさたちを遣わしたのだそうです。
その時、バラムは彼らに18節のように答えたのだそうです。
バラムでなくっても、私たちは天の神、主の御思い、そのお言葉に逆らっては、事の大小を問わず何もできない者なのですね。
すべては天の神、主の許しと支えと備えの中でやれているのだそうですから。
この方がおっしゃられるのですね。
だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、
すべての人が良いと思うことを図りなさい。
あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。
それは、こう書いてあるからです。
「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主はいわれる。」
もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。
渇いたなら、飲ませなさい。
そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
悪に負けてはいけません。
かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい」(ロマ12:17~21新改訳)、と。
イエスによって派遣され、私たちに来られる「聖である霊}と呼ばれる方が、
受け入れる者のうちに住み(ゼカリヤ2:14~17新改訳では2:10~13)、
その心に「父である神」の、この思いも置いてくださり、
受け入れる者と共に働いて、
私たちが予想もしなかったような御業をなさる(イザヤ64:1~3)のだそうですから。
今日も。