風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

平和の主、平和を与えてくださる方

主は彼に言われた。
「安心せよ。恐れるな。
あなたが死ぬことはない。」
ギデオンはそこに主のための祭壇を築き、
「平和の主」と名づけた。士師記62324
 
 イエスの言葉:
わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。
わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。
心を騒がせるな。おびえるな。ヨハネ1427 
 
申命記331471216) 
ルカ62735(通読箇所)
    (ローズンゲン日々の聖句1/21;土)
 
 汚(けが)れた者、罪ある者が、聖なる者にふれると滅びてしまうのだそうです。
それで、直接、神の使いに出会い、話をしたギデオンは、その方が神の使いであることが分かったとき、天の神、主、に申し上げたのだそうです。
「ああ、神、主よ。私は面と向かって、天の神、主の使いを見てしまいました」と。
 
 けれども、天の神、主、「わたしはあるという者」と名乗られる方は、このように、「安心せよ。あなたが死ぬことはない」と言ってくださったのだそうです。
 
 イエスは、明日には、自分は十字架刑での処刑を受けるという前の晩の晩餐の席で弟子たちに言われました。
「平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える」と。
 
 天の神、主、「わたしはあるという者」と名乗られる方は、「平和の主」、「平和の神」なのですね。
 
 この方は、国々の民を愛する方。
彼らを足元に集め、御心を明かされる方。
敵から助け出し、かばい、ご自分のそばに安らかに住まわせてくださる方。
産業を祝福し、良いもので満たしてくださる方(申命記33116)。
 
 
 イエスの十字架刑での処刑に合わせて、受け入れる者の〔生まれたときからの霊〕を処刑済みのもの、死んだものとしてくださる方。
 
 そのうえで、受け入れる者のうちに〔聖である霊〕と呼ばれる方を派遣してくださって、この方の働きで、〔父である神〕がひとりひとりに思っておられる御思いを心に置いてくださる方(エゼキエル362531)。
受け入れる者の心を一新して(ロマ1212)、ご自分と思いを同じくし、心を一つにする者にしくださる方なのだそうです 。
 
 それで、受け入れる者は、この方と同じ心に、敵を愛し、自分を憎む者に、仕返しではなく、善を行い、自分を呪う者を祝福し、自分を侮辱する者のために執り成し祈る者にもしていただけるのだそうです。
 
 恩知らずの者にもあわれみ深い、いと高き方の子どもとして(ルカ62735)、イエスに似た者に。
今日も。
 
 
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