風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

打ち砕かれた心、悔いる霊を救ってくださる方に

すべて多く与えられた者は、多く求められ、
多く任された者は、さらに多く要求される。ルカ12:48(8/13の週の聖句)

 主は打ち砕かれた心に近くいまし、
悔いる霊を救ってくださる。
詩34:19

 アナニヤは出かけて行ってユダの家に入り、
サウロの上に手を置いて言った。
「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、
あなたが元どおり目が見えるようになり、
また、聖霊で満たされるようにと、私をお遣わしになったのです。
使徒9:17

 マタイ25:14~30
 詩14(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句8/13;Ⅱ日)

 

ヨシュア22:5
 フィリピ1:9~10
 列王記上3:16~28
 使徒23:12~35(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句8/14;月)

 

天の神、主、「わたしはあるという者」と名乗られる方は、
人を、平均的に、同一に造らないで、一人一人違って造っておられます。
それが、不公平だとも思えますが、
多く与えられた者からは、多く求められ、多く任された者からは、さらに多く要求されるのだそうです。
それで、結果としては公平になるということでしょうか。


 けれども、自分が、的から外れた矢のように、それてしまっていて、
天の神、主から任されているものを正しく用いることはできず、
期待された結果を出すことができない者であることを知り、これを認めて、
天の神、主のあわれみにすがる者を、天の神、主は、なおざりにはしないのだそうです。
憐れんでくださり、救いの手を差し伸べてくださるのだそうです。

ユダヤ人として多くのものを与えられていたパリサイ人サウロ、
「生まれて、八日目に割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれのものであり、
生粋のヘブル人で、律法についてはパリサイ人、
その熱心は教会を迫害したほどで、律法の義についてならば非難されるところのない者」(ピリピ3:5~6)であり、
エルサレムにおいて律法学者ガマリエルの門下生であり、
生まれながらにローマの市民権を持ち、
当時の世界共通語のギリシャ語に堪能な者。

天の神、主は、多くのものを与えたそのサウロを、イエスの弟子たちを捕らえ、滅ぼそうとしているその現場で、ひっくり返し、
アナニヤを遣わして、〔聖である霊〕と呼ばれる方を迎えて、〔父である神〕の御思いを心に置いていただく者とし、
使徒パウロとして立て、他のどの弟子よりも多くの働きをする者にされたのだそうです。


エスは、天の御国のたとえとして、
僕たちを呼んで自分の財産を預け、旅に出て行く人の話をしています。

 彼は、みんなに一律にではなく、おのおのに、その能力に応じて、ひとりには5タラント、ひとりには2タラント、もうひとりには1タラントを渡して旅に出たのだそうです。
そして、よほどたってから、帰って来て、彼らと清算をしたのだそうです。
すると5タラント預かった者は、さらに5タラントもうけ、
2タラントの者も、さらに2タラントもうけ、
主人から
「よくやった。良い忠実なしもべだ。
あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。
主人の喜びをともに喜んでくれ」
と同じ評価を受けたのだそうです(マタイ25:14~30新改訳)
〔1タラントは6,000デナリ、1デナリは、当時の労働者の1日分の給料〕


ダビデは言っています。
「愚か者は心の中で、『神はいない』と言っている。
彼らは腐っており、忌まわしい事を行っている。
善を行う者はいない。
主は天から人の子らを見おろして、
神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。
彼らはみな、離れて行き、
だれもかれも腐り果てている。
善を行う者はいない。ひとりもいない」(詩篇14:1~3新改訳)と。


自分がこのことばのような者であることを知り、認めて、
打ち砕かれた心、悔いた心で、天の神、主のあわれみにすがるとき、
天の神、主は、御子イエスの栄光をもって私たちを包んでくださるのだそうです。

 それで、勧められているのですね。
「あなたたちの神、主を愛し、その道に歩み、その戒めを守りなさい。」(ヨシュア22:5)

 「私(パウロ)はこう祈る。
知る力と見抜く力とを身に着け、
あなたがたの愛が益々豊かになり、
本当に重要な事を見分けられるように。
そして、キリストの日(主人が旅から帰って来て、預けていた物を清算する日)に備えて、
咎められるところのない者となるように」(フィリピ1:9~10)と。

この新しい週も。

 

[にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ]

 

[https://blog.with2.net/link/?1470390人気ブログランキングへ]