風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

一人として滅びることなく、永遠の命を持つように、と

主の憐れみは深く、
恵みに富み、
忍耐強く、
慈しみは大きい。
詩103:8(12/31の週の聖句)

 主は言われた。
「わたしは、
エジプトにいるわたしの民の苦しみを
つぶさに見、
追い使う者のゆえに叫ぶ
彼らの声を聞いた。
出エジプト記3:7

 神は、
その独り子をお与えになったほどに、
世を愛された。
独り子を信じる者が
一人も滅びないで、
永遠の命を得るためである。
ヨハネ3:16

 ルカ12:35~40
 詩103(通読箇所)

  (ローズンゲン日々の聖句12/31;Ⅰ日)

 

 天の神、主、「『わたしはある』という者」と名乗られる方は、
憐れみ深く、恵みに富み、
忍耐強く私たちを待っていてくださる方、
慈しみ豊かな方なのだそうです。


 イスラエルの民が、エジプトで、奴隷の労役に苦しんでいる
その苦しみをつぶさに見ていてくださり、
その叫びを聞いていてくださる方。
その労役かから解放し、
約束の地に導き入れるために
モーセを派遣してくださった方。

 

そのように、独り子である方を、人として、人の世に派遣され、
この方を私たちの身代わりにして、
私たちの「的外れ」の責任の全部をこの方に負わせて
十字架刑で処刑してくださるほどに、
私たち人間を愛してくださっている方、なのだそうです。

 そして、私たちを処刑済みのものとみなしてくださって、
ご自身との正しい関係に戻してくださるために、
もう一人の方、〔聖である霊〕と呼ばれる方を、
受け入れる者に派遣してくださり、
ご自身が私たち一人一人に思っておられる御思いを、
受け入れる者の心に置いてくださって、
すべての人が、ご自身と思いを同じくし、
心を一つにして生きるようにと願っていてくださるのだそうです。

その、十字架刑で処刑を受けてくださり、
墓に葬られ、
三日目に死人の中から新しい霊のからだに復活し、
天の〔父である神〕の右の座に帰られたイエスが、
私たちを迎えに、また、来てくださるのだそうです。


 そのときを、
いつ、婚礼から帰って来るのか分からない主人を、
帰ってきたら、すぐ、戸を開けられるようにと、
腰に帯を締め、明かりをともして待っているしもべのように、
泥棒が、今夜、来ると分かって
用心している家の主人のようにしていなさいと言われるのですね。
「人の子(イエス)は、思いがけない時に来る」のだそうですから(ルカ12:35~40)。

 


 そのときを待ち望みながら、
あの詩篇103篇の詩人のように、私たちも歌いたいですね。

わがたましいよ。主をほめたたえよ。

私のうちにあるすべてのものよ。

その聖なる御名をほめたたえよ。
わがたましいよ。主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主は、あなたのすべての咎を赦し、
あなたのすべての病をいやし、
あなたのいのちを墓から贖い、
あなたに、恵みと憐れみの冠をかぶらせ、
あなたの一生を良いもので満たされる。
あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。


主はすべてしいたげられている人々のために、
正義とさばきを行われる。
主は、ご自身の道をモーセに、
そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。
主は、憐れみ深く、情け深い。
怒るのに遅く、恵み豊かである。
主は、絶えず争ってはおられない。
いつまでも怒ってはおられない。
私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、
私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。
天が地上はるかに高いように
御恵みは、主を畏れる者の上に大きい。
東が西から遠く離れているように
私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。
父がその子をあわれむように、
主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。
主は、私たちの成り立ちを知り、
私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。

人の日は草のよう。
野の花のように咲く。
風がそこを過ぎると、それはもはやいない。
その場所すら、それを、知らない。
しかし、主の恵みはとこしえからとこしえまで、
主を恐れる者の上にある。
主の義は、その子らの子に及び、
主の契約を守る者、
その戒めを心に留めて、行う者に及ぶ。
主は天にその王座を堅く立て、
その王国はすべてを統べ治める。
主をほめたたえよ。御使いたちよ。
みことばの声に聞き従い、
みことばを行う力ある勇士たちよ。
主をほめたたえよ。
主のすべての軍勢よ。
みこころを行い、主に仕える者たちよ。
主をほめたたえよ。
すべて造られたものたちよ。
主の治められるすべての所で。
わがたましいよ。主をほめたたえよ。詩103新改訳)、と。

 

 この一年の終わりの日にも。