風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

神の豊かな恵みによって

主よ、あなたの御名のために、
罪深いわたしをお赦し下さい。
詩25:11

 

 私たちはイエス・キリストにおいて、
その血によって贖われ、
罪を赦されました。
これは、神の豊かな恵みによるものです。
エフェソ書1:7

 

 エレミヤ書17:13~17
 ヨブ記14:1~22(通読箇所)
  (ローズンゲン日々聖句11/1;金)

 

 天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と名乗られる方は、
私たちの罪、咎を赦して下さる方。

 

 私たちを赦すためには、その贖(あがな)いの代金として、
【御子である神】を人間イエスとして人の世に送り、
この方を、私たちすべての人間の身代わりとし、
神に背き、神に呪われ者として十字架刑で処刑され、

 「さあ人を造ろう。
われわれのかたちとして、われわれに似せて」(創世記1:26)
との願いで造られていながら、
「神のひとりのようになり、善悪を知る」道を選び、
神に背く「的外れ」な者になっている私たちの
〔生まれたときからの私〕という霊を処刑が終わっているもの、
死んだものとしてくださる方。

 

 そのうえで、
墓に葬られ、
三日目、日曜日の早朝、死人の中から新しい霊のからだに復活し、
40日にわたって何度も弟子たちに現れ、神の国のことを語ったのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の、【父である神】の右の座に復帰なさったイエスを通して
もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を受け入れる者に派遣してくださり、
 

 この方によって私たちの心にご自身の御思いを置き、書きしるして、
受け入れる者の心にご自身と同じ思いがあるようにし
(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28)、
【父である神】の中にイエスがおられ、
エスの中に【父である神】がおられるように、
【父である神】、【御子である神】イエスの中に私がおり、
私の中に【父である神】、【御子である神】イエスがおられる、一つの存在にし、
一つ思い、一つ心で生きるようにしてくださるのだそうですから(ヨハネ17:21~23)。

 

 だから、私たちには希望があるのですね。
災いの日にも避け所となってくださる方が。

この方がいやそうと思ってくださるので私たちはいやされ、
この方が救おうと思ってくださるので私たちは救われるのですから(エレミヤ17:13~17)。

 

 この方は、
私たちが死によって今着ている肉体を脱ぐときにも(ヨブ14:14)、
エスと同じ新しい霊のからだを着せてくださって復活させ、
神の国を受け継ぐ者ともしてくださるのだそうですから。

 

 この方の豊かな恵みによって、一つ思いの中へと。
今日も。

 

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