風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

自分の目には、「自分には、知恵がある」とみえるけれども

災いだ、
自分の目には知者であり、
うぬぼれて、賢いと思う者は。
イザヤ書 5:21

 

私たちは世の霊ではなく、
神からの霊を受けました。
それで私たちは、
神から恵みとして与えられたものを
知るようになったのです。
Ⅰコリント2:12

 

 ヨハネ21:1~14
 Ⅰコリント15:20~28(通読箇所)

   (ローズンゲン日々の聖句4/16;木)


 「神の一人のようになり、善悪を知る」ようになっている私たちは、

心のどこかで、自分は知恵ある者、賢い者、
悟りのあるものだと思い、
自分の理性の善悪の判断に頼っている者のようです。

 

 それはうぬぼれであり、わざわいだと
天の神、主は、おっしゃるのですね。

 

 そのような知恵は過ぎ去って行くものであり、
その知恵によっては、だれ一人、
神の独り子である方が、人となって人の世に住まれ、
すべての人の身代わりとなって、神に呪われた者になり、
人の手によって十字架刑での処刑を受ける、などということは
理解の出来ないことですから。

 

 それで、【父である神】は、
自分を知恵ある者、善悪の判断の出来る者だと思っている
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を
エスの十字架刑での処刑に合体させて、
処刑された者、死んだものとしてくださり、

 その私たちに【聖である霊】と呼ばれる方を派遣してくださって、

私たちを神からの霊を受けた者とし、
私たちがこの世の霊、
自分の〔生まれたときからの私〕という霊から出て来る知恵によってではなく、
神からの霊による知恵で生きるようにしてくださるのだそうです。

 

 神は、この知恵によって私たちが、
神が恵みとして提供していてくださっているものを
知ることができるようにしていてくださるのだそうです。


 あの金曜日の朝の9時ころ、
エルサレム郊外で、
ローマ兵によって十字架にかけられたイエスは、
午後3時ころ「完了した」と言われて息を引き取られ、
日没直前に、
近くにあったアリマタヤのヨセフが自分のために掘ってあった墓に葬られたのですが、
三日目、日曜日の早朝、
墓の中から、新しい霊のからだに復活し、
何度も弟子たちにご自身を現されたのだそうです。

 

 三度目に、
復活されたイエスが弟子たちにご自身を現わされた次第は
次のようだったそうです。

シモン・ペテロとほかの弟子たちがガリラヤに帰り、
ガリラヤ湖で小舟に乗って漁に出たとき、
その夜は何も取れなかったのだそうです。

 

 夜が明け始めていたころ、岸に一人の人が立っていて、
「舟の右側に網を打ちなさい」と言ったのでそうしてみると
おびただしい数の魚が網にかかったので、
網を引き揚げることができなかったのだそうです。

 

 ヨハネがペテロに、「主、イエスだ」と言ったので、
ペテロは、裸に近かったので
上着をまとい、湖に飛び込んで岸へ向かったので、
ほかの弟子たちは
魚の入った網を引いて舟で岸に戻ったのですね。

 

 陸地に上がると炭火がおこされていて、
その上には魚とパンがあり、
エスは、「今捕った魚を何匹か持って来なさい」と言われ、
パンを取り、彼らにお与えになり、魚も同じようにされたで
弟子たちは復活されたイエスと朝食を共にしたのだそうです。(ヨハネ21:1~14)

 

 このように、イエスは、眠った者の初穂として、
死者の中から新しい霊のからだによみがえられました。
死が一人の人を通して来たように、
死者の復活も一人の人を通して来たのだそうです。
アダムにあってすべての人が死んでいるように、
エスにあってすべての人が生かされて。

 

 しかし、それぞれに順序があるのだそうです。
まず初穂であるイエス
次に、イエスが二度目に天の雲に乗って来られるとき、
エスによる神からのプレゼントである救いをもらっている人たち、

それから、世の終わりにそのほかに人たち、と。(Ⅰコリント15:20~28)

 

 この世の知恵では、愚かな作り話、
たわごとのようにしか思えないこのようなことですが、
自分を知恵ある者とするのはうぬぼれでしかないことを認めた人は、
神からの霊から来る知恵によって、
これが事実であることを知るのですね。

 

 そして、このことが自分の身にも完全に実現することを
待ち望みながら。
今日も。

 

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