風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

この方が、夢でバビロンの王に告げたことは、そのとおりに実現したのだそうですから

王はダニエルに言った。
「あなたの神はまことに神々の神、
すべての王の主。」
ダニエル書2:47

 

天上のもの、地上のもの、
地下のものがすべて、
エスの御名にひざまずく。
フィリピ書2:10

 

 申命記4:27~35(36~40)
 マルコ8:14~21(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句8/22;土)


 紀元前600年頃のこと、
バビロンの王、ネブカドネツァルは、夢を見たのだそうです。
そのために心が騒ぎ、眠れなくなった。
そこで国中の呪法師、呪文師、呪術者を呼んで、
その夢とその意味を告げるよう命じた。

 けれども、彼らは、
「その夢をお話しください。
そうすれば、その意味をお示ししましょう」と言うばかりで、
その夢を王に告げることができなかった。

 それで、王は怒り、
バビロン中の知者をは殺されることになったのだそうです。
ダニエルも含めて。

 

 それで、ダニエルは王に、しばらくの時を与えてくれるよう願い、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」
と名乗られる方(出エジプト3:14)の前に静まり、祈ったのですね。

 

 神である【主】は、ダニエルに、
 ネブカドネツァル王が見た夢とその意味とを明らかにされたので、ダニエルはそれを王に伝えたので、
王は、ダニエルの神こそ神々の神、まことの神であると
認めたのだそうです。

 

 神が、ネブカドネツァル王が見た夢としてダニエルに示し、
ダニエルが王に告げたその夢とは、一つの巨大な像の夢でした。
頭は純金、胸と両腕は銀、腹とももは青銅、
すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。
 

 そして、一つの石が人手によらずに切り出され、
その像の鉄と粘土の足を打ち、これを粉々に砕きました。
そのとき、鉄も粘土も青銅も銀も金もみなともに砕け、
夏の脱穀場の籾殻もみがらのようになり、
風がそれを運んであとかたもなくなりました。

そして、その像を打った石は大きな山となって
全土をおおいました。

 

 天の神、【主】がダニエルに示したその夢の意味は、
金の頭は、ネブカドネツァル王のバビロン、
そのあと、ネブカドネツァル王に劣るもう一つの国が起こり、
その次の第三の青銅の国が全地を治めるようになる。
 

 第四の王国は、鉄のように強い国。
鉄がすべてを打ち砕いてつぶしてしまうように、
その国は先の国々を打ち砕いてしまいます。

 

 その足と足の指は、その一部が粘土、一部が鉄でしたが、
それは分裂した国のことです。
その足の指が一部が鉄、一部は粘土であったように、
その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。
それらは子孫の間で互いに混じり合うでしょうが、
鉄と粘土が混じり合わないように、
それらが互いに団結することはありません。

 

 この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。
その国は永遠に滅ぼされることがなく、
ほかの民に渡されず、
反対にこれらの国々をことごとく打ち砕いて、滅ぼしつくします。
この国は永遠に続きます。
大いなる神が、
これから後に起こることを王に告げられたのです、と。

 

 

 このときから2600年ほど後の私たちには、
この世界の歴史が、
この夢のとおりになっていったことを知っています。

 

 ネブカドネツァル王のバビロンから、
ペルシャ
アレキサンダー大王のマケドニアギリシャ
そしてローマ帝国へと。

 

 そして、人出によらないで切り出された石、イエスによって、
神の国が到来していることを。

 

 そして、2000年ほど前には、
私たち人間の「的外れ」をあがなうために、
ほふられる子羊として来られたイエスが、
今度は、王として来られ、
すべてのものが
エスの御名にひざまずくようになるのだそうですから。

 

 

 3500年ほど前、
エジプトの国から、一つの国民を取り分け、
シナイ山で火の中から語りかけられ、
彼らをご自分の民とされた方。

 この方が、2000年ほど前、
彼らの「的外れ」のゆえに、
彼らを
全世界の諸国の民の中に散らされましたが(申命記4:27~40)、

今、再び、彼らを集めておられるのだそうです。

 

 だから、私たちも、
ちがったパン種、異なった教えに気をつけながら(マルコ8:14~21)、
この方、
神々の神、すべての王の主である方の御前に出る
その日を待ち望みながら、
この方の御思いの中を進むのですね。
「あなたの御思いが天でなっているように、
この私にもなりますように」と。
今日も。

 

 

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