風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

のどもと過ぎると、熱さを忘れて

ヒゼキヤは病にかかり死にそうになった。
彼が主に祈ったので
主は彼にしるしを与えられた。
しかしヒゼキヤは恩恵にふさわしく応えず、
思い上がった。
歴代誌下32:24~25

 

癒された者の一人は
自分がいやされたのを知って、
大声で神を賛美しながら戻って来た。
そして、イエスの足もとにひれ伏して
感謝した。
ルカ17;15~16

 

 イザヤ書26:1~6
 マルコ9:30~37(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句8/29;土)


 私たち、病気の時とか困難に直面した時など、
神に熱心に祈ります。
けれども、その病気が治ったり、困難を通り過ぎると、
心のどこかには、自然に治ったかのように、
あるいは、何でもなく通り過ぎられたように思う思いがあって、
神を忘れてしまうところがあります。


 南ユダ王国の王、ヒゼキヤも、病気になったとき、
神は、ヒゼキヤに預言者イザヤを遣わして、
「あなたの家を整理せよ。あなたは死ぬ。治らない」
と伝えたのだそうです。

 

 そのとき、ヒゼキヤは、顔を壁に向け、
「ああ、【主】よ。どうか思い出してください。
私が真実と全き心をもって、あなたの御前に歩み、
あなたの御目にかなうことを行ってきたことを」と大声で泣いて、
神に申し上げたのだそうです。

 

 それで、神は、ヒゼキヤのもとにイザヤを遣わして、
「わたしはあなたの祈りを聞いた。
あなたの涙も見た。
見よ。わたしはあなたをいやす。
わたしは、あなたの寿命にもう15年を加える。
わたしはアッシリアの王の手から、あなたとこの都を救い出し、
わたしのために、わたしのしもべダビデのためにこの都を守る」
とおっしゃられ、
そのようにされたのだそうです。

 

 けれども、ヒゼキヤは、病気が治ると

その恩恵にふさわしく応えず、思い上がったのですね。

 


 イエスエルサレムに向かう途中、
ある村に入られたのだそうです。
すると、ツァラート(ハンセン病のような)におかされた人10人が
エスを出迎え、遠く離れた所に立ち、声を張り上げて、
「イエス様、先生、私たちをあわれんでください」と言った。
 

 イエスはこれを見て彼らに言われた。
「行って、自分のからだを祭司に見せなさい。」
ツァラートは、伝染病なので、
人々から離れていなければなりませんでした。
これが治ったときには、祭司にからだを見せて、
きよめの儀式をしてもらい、きよいと宣言してもらって
人々の中に帰ることができた。) 

 

 彼らは祭司のところへ行く途中で
自分がいやされたことが分かったのですね。
そのうちの一人は、
大声で神をほめたたえながら引き返して来て、
エスの足もとにひれ伏して感謝した。

 

 すると、イエスは言われた。
「10人きよめられたのではなかったか。
9人はどこにいるのか。
この他国人のほかに、
神をあがめるために戻って来た者はいなかったのか。」

 

 それからイエスはその人に言われた。
「立ち上がって行きなさい。
あなたの信頼があなたを救ったのです。」

 

 

 私たちにも、ヒゼキヤ王や
この,

残りの9人のユダヤ人のようなところがあるのですね。

 

 【父である神】は、そういう心根でしかない
私たちの〔生まれたときからの私〕という霊を、
エスが受けてくださった十字架刑での処刑と
合体させてくださって、
処刑が終わったもの、死んだものとしてくださるのだそうです。

 

 そして、墓に葬られ、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活し、
天の、【父である神】の右の座に復帰されたイエスを通して、
もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を私たちに派遣してくださり、
この方によってご自身の御思いを私たちの心に置いてくださり、
私たちの心にご自身の御思いがあるように
してくださるのだそうです。(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28、ヨハネ17::21~23)

 

 「いつまでも【主】に信頼せよ。
ヤハ、【主】はとこしえの岩だから」(イザヤ26:4)という思いも。

 

 いつも、誰が一番偉いかということが気になっていた
12弟子たちのような私たちの心にも、
「みんなの先頭に立ちたいと思う者は、皆の後になり、
皆に仕える人になる」、

「小さな子どものように、えらいことは何もできない者も
エスの名のゆえに受け入れる」(マルコ9:30~37)、
そのような思いも。

今日も。

 

 

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