神の子が来て、真実な方を知る理解力を与えてくださって。私たちにも。

人間が神を造れようか。ｴﾚﾐﾔ書16：20

私たちを知っています。
神の子が来て、
真実な方を知る力を与えてくださいました。
私たちは真実な方の内に、
その御子イエス・キリストの内にいるのです。
この方こそ、真実の神、
永遠の命です。Ⅰﾖﾊﾈ5：20

　ﾖﾊﾈ3：31～36
　ﾙｶ8：4～15（通読箇所）
　　　（ローズンゲン日々の聖句2/3；水）

　有史以来、人間はいろいろな神を造って来ました。
けれども、天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は言われます。
「そんなものは神ではない。
何の役にも立たないむなしい者ばかりではないか」と。

　真実な方、生けるまことの神は、
御子である神を、人間イエスとして、
私たち人間の歴史の中にお遣わしくださって、
真実な方を知る理解力を与えてくださいました。

　イエスが十字架刑での処刑を受け、死んで、
贖
（あがな）いの御業を完了なさって、復活し、
天の、【父である神】の右の座に復帰された後は、
御子イエス

に代わって、もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を派遣してくださって。

　受け入れる者を、
永遠の命である【父である神】、【御子である神】、
【聖である霊】と呼ばれる方の中にいる者としてくださって。

　神という名のものにしろ、
地から出る者は地に属し、地のことを話します。

　上から、天から来られる方は、
すべてのものの上におられ、
天において見たこと、聞いたことを話されます。

　【聖である霊】と呼ばれる方によって、
【父である神】が語られることばをそのまま、語られるこの方、
御子イエスに信頼する者は
永遠のいのちの中を生きていきますが、
この方が語られることばを無視する者は
いのちを見ることがなく、
自分の生きて来た生き方の責任を
自分で負っていくことになるのだそうですから。（ﾖﾊﾈ3：31～36）

　神のことばが伝えられるとき、
私たちはいろいろな受け止め方をすることになります。
人が踏み固めた道ばたに落ちた種のように、
悪魔によってみことばを取り去られてしまう人。

岩の上に落ちた種のように、
みことばを聞くと喜んで受け入れるのですが、
根がないので、しばらくは信じていても
試練の時に身を引いてしまう人。

茨（いばらの中に落ちた種のように、
時がたつにつれ、生活における思い煩いや、
富や、快楽でふさがれて、
実が熟するまでにならない人。

そして、よく耕された良い地に落ちた種のように、
立派な良い心でみことばを聞いて、
それをしっかり守り、忍耐して実を結ぶ人。

　耕される、
私たち、いろいろな困難や行き詰まりなどを通して、
自分の理性への信頼が砕かれ、
自分自身で自分をどうにもできない者であることを
知って、認めて、
イエスの十字架刑での死に合わされた
自分自身の死を受け取り、

【聖である霊】と呼ばれる方をお迎えして、
この方に覆われ、包まれ、沈められて、
この方の中にある者としていただき、
この方が心に置いてくださる
【父である神】の御思いの中を生きる者と
していただけるのだそうです。

神の子である方が既に来られたのですから。

真実な方を知る者としていただいて。

今日も。

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