風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

神との和解の中で生きる

その時、私は主の御声を聞いた。
「誰を使わずべきか。
誰が我々に代わって行くだろうか。」
私は言った。
「私がここにおります。
私を遣わしてください。」
イザヤ書6:8

 

私たちはキリストに代わって
使者の務めを果たしています。
キリストに代わってお願いします。
神の和解を受け入れなさい。
Ⅱコリント5:20

 

 ヨブ記1:1~22
 ルカ10:25~37(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句2/23・祝)

 


 聖書が掲示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
自分が創造した目的から「的外れ」になり、
「神の一人のようになり、善悪を知る者」になって、
ご自身に対立、対抗している私たち人間を
なお大切に思っておられて、
ご自身の側で贖(あがな)いを完了し、
私たち人間と和解しようと思っておられるのだそうです。

 

 それで、その、ご自身の側で用意された贖(あがな)いによる
和解を伝える人を求めておられるようです。

 

 イザヤのように「ここに私がおります。
私を遣わしください」と言う者を。

 

 パウロは、イエスをキリストと告白する人たちを捕らえ、
エスに従う道を滅ぼそうとしていた者ですが、
その迫害の真っ最中に
十字架刑での処刑を受けられ、
死んで墓に葬られ、
三日目、日曜日の早朝、新しい霊のからだに復活し、
天の、【父である神】の右の座に復帰されたイエス
パウロに現れ、
パウロを迫害する者からご自身の和解を伝える使徒
ひっくり返された人なのですが、
そのパウロが言います。
「キリストに代わってお願いします。
神の和解を受け入れなさい」と。

 

 

 サタンと呼ばれる悪魔は、
私たちのことを神に訴えて、災いをもって私たちを打ち、
私たちに、神への信頼を無くさせ、神を呪う者にして、
私たちを滅びへの道連れにしようとする者のようです。(ヨブ1:1~22)

 

 私たちの前には、二つの道があります。
神の律法を実行し、神の前に義と認められようとする道。
自分の義で神の前に立つ道が。

そして、神による和解を受け取る道が。

 

 【父である神】は、ご自分の側で、イエスのいのちを
私たちの贖い代(あがないしろ)として支払って、

私たちを買い戻そうとしていてくださるのだそうですから。

 

 律法によって立つ道では、義と認められることはできない、
到底、自分には、律法を完全に実行することはできないと
悟り、認めた者にとっては、
神が、使者たちを遣わして差し出していてくださる和解の申し出、
「わたしがイエスのいのちでお前を贖(あがな)ったから、
そのままでいいからわたしのもとに帰ってきておくれ。
わたしの子、一つ家族となり、
わたしと思いを一つにして歩もう」と言っていてくださることは、

本当にうれしい、ありがたいことですね。(ルカ10:25~37)

 

 遣わされた者たちが伝える神からの呼びかけを心の留め、
サタンの滅びへの道連れから解放されて、
【聖である霊】と呼ばれる方によって神と思いを一つにしていく、
神との正しい関係、義の道、いのちの道へと。

今日も。

 

 

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