自分で自分に満足できないあなたへ

あなたのものです、主よ、
偉大さと力と栄光と誉れと統治権は。
つまり、天と地にあるすべてのものは
あなたのものです。歴代誌上29：11

その方、それは、ただ一人の神で、
神と人の間のただ一人の仲介者です。
すなわち人であられるキリスト・イエスで、
みなの身代金として
ご自分を与えられました。Ⅰﾃﾓﾃ2：5～6

　ﾖﾊﾈ14：7～14
　ｶﾞﾗﾃﾔ書3：1～14（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』5/25；水）

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　聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）は、
無から有を呼び出される神。
なんにもないところから、
この宇宙、天と地を創造された方なのですね。

それで、偉大さと力と栄光と誉れと統治権は
この方のものなのですね。

その、天地、宇宙、
この地球の自然環境を造られた側におられる方、
偉大さ、力、輝き、栄光、威厳を身にまとっておられる方、
その【御子である神】が人間として、
しかも、人間の中でも、見るべき姿も輝きもない、
人々に慕われる見栄えもない一人の人として（ｲｻﾞﾔ53：2～3）
人の世に来てくださり、
ご自分のいのちを私たちすべての人間の買い戻しの代金、
身代金として与えて十字架刑での死刑を受けてくださり、
神と人との間の
ただ一人の仲介者となっていてくださるのですね。

　そのイエスが、
自分は今夜、ユダヤ人の指導者たちによって捕縛され、
ローマの権威に引き渡され、
十字架刑で死ぬことになることを見据えて、
弟子たちに言っておられます。

「あなたがたがわたしを知っているなら、
わたしの父をも知ることになります。
今から父を知るのです。
いや、すでにあなたがたは父を見たのです。
わたしを見た人は、父を見たのです。

わたしが父のうちにいて、父がわたしのうちにおられることを
信じていないのですか。
わたしが」あなたがたに言うことばは、
自分から話しているのではありません。
わたしのうちにおられる父が、
ご自分のわざを行っておられるのです。

わたしが父のうちにいて、
父がわたしのうちにおられるとわたしが言うのを信じなさい。
信じられないなら、（わたしが行っている）わざのゆえに
信じなさい。

まことにまことにあなたがたに言います。
わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、
さらに大きなわざを行います。
わたしが父のもとに行くからです。

またわたしは、
あなたがたがわたしの名によって求めることは、
何でもそれをしてあげます。
父が子によって栄光を受けるためです。
あなたがたが、
わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、
わたしがそれをしてあげます。」（ﾖﾊﾈ14：7～14）　

　このイエスは、神に呪われたお者となって
木に掛けられてくださり、
神の創造の目的から「的外れ」になり、
神に背き、神に対立して生きる私たちの
〔生まれたときからの私〕という霊を
死刑が終わったもの、死んだものとしてくださいました。

そして、墓に納められ、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活し、
40にちに渡って何度も弟子たちに現れ、
神の国のことを語り、
ご自分が確かに生きていることを見せたのち、
オリーブ山で弟子たちが見守る中、上げられ、
天の【父である神】の右の座に復帰されました。

イエスは、その地位にあって、
約束の【聖である霊】と呼ばれる方を
「イエスによる救いのうれしい知らせ」を聞いて信頼した者に
派遣してくださいます。

この【聖である霊】と呼ばれる方は、私たちのうちに
【父である神】の
私たち一人ひとりに思っておられる御思いを置いて、
私たちのうちに【父である神】の御思いがあるように
してくださるのですね。

私たちがイエスと同じように、
【父である神】と一つ思いになって、
【父である神】と一つ心で生きるように、と。（ｶﾞﾗﾃﾔ3：1～14）