火の中を通るような困難の中にある方々に

ほむべきかな　神。
神は私の祈りを退けず、
御恵みを
私から取り去られなかった。詩66：20（5/22の週の聖句）

わたしは彼らを火の中をくぐらせ、
銀を精錬するように精錬し、
金を試すように試す。
それから彼らは
わたしの名を呼ぶだろう。
そしてわたしは
それを聞き届ける。ｾﾞｶﾘﾔ書13：9

だから今、少しの間、
そうしなければならないなら、
多くの試みの中、悲しみますが、
あなたがたの信仰が守られ、
火による精錬で純化されても朽ちていく
金よりももっと価値が認められることを
期待するべきです。Ⅰﾍﾟトロ1：6～7

　Ⅰﾃﾓﾃ2：1～6a
　詩95（通読箇所）
　　　（ローズンゲン『日々の聖句』5/22；Ⅳ日曜）

　　　　　　――――　☆ ――――

　聖書が啓示している神、
天の神、【主】、
「『わたしはある（I am）』という者」と
名乗られる方（出ｴｼﾞﾌﾟﾄ3：14）をほめたたえます。

神は、私の祈りを退けず、
御恵みを私から取り去られなかったからです。

この方、天の神、【主】は、
私たちを火のような試練の中を通らせ、
銀を精錬するように、また金を試すように精錬し、試して、
私たちの心から不純物を取り去り、
ご自身の名を呼ぶようにしてくださるのですから。

私たちの叫びに応え、
「これはわたしの民」と宣言してくださるので、
私たちも「【主】は私の神」と応えるようになるのですね。

それで私たちは大いに喜びます。
今しばらくの間、
様々な試練の中で悲しまなければならないとしても、
試練で試された私たちの神への信頼は、
火で精錬されてもなお朽ちていく金よりの高価となり、
イエス・キリストが現れるとき、
称賛と栄光と誉れをもたらしてくれるのですから。

　また、わたしたちの身代わりとなって
十字架刑での死刑を受け、墓に納められ、
三日目、日曜日の早朝、
死人の中から新しい霊のからだに復活し、
天の【父である神】の右の座に復帰された
イエスを通して来てくださる【聖である霊】と呼ばれる方は、
私たちの心に、【父である神】の
「すべての人のために、
王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、
とりなし、感謝をささげる」思いを置いて下さるのですね。

私たちがいつも敬虔で品位を保ち、
平安で落ち着いた生活を送るように、と。

そのような祈りは、
私たちの救い主である神の御前において良いことであり、
喜ばれることですから。

神は、すべての人が救われて、
真理を知るようになることを望んでおられるのですから。

神は唯一です。
神と人との間の仲介者も唯一であり、
それは人としてのキリスト・イエスです。

キリスト・イエスは、すべての人の贖（あがな）いの代価として、
ご自分を与えてくださったのですから。（Ⅰﾃﾓﾃ2：1～6a）

それで私たちも歌うのですね。
この詩篇の作者のように。

「さあ　【主】に向かって　喜び歌おう。
私たちの救いの岩に向かって　喜び叫ぼう。
感謝をもって　御前に進み
賛美をもって　主に喜び叫ぼう。

まことに【主】は大いなる神。
すべての神々にまさって　大いなる王である。
地の深みは御手のうちにあり
山々の頂も主のものである。
海は主のもの。主がそれを造られた。
陸地も御手が形造った。

来たれ。ひれ伏し　膝をかがめよう。
私たちを造られた方　【主】の御前にひざまずこう。
まことに　主は私たちの神。
私たちは　その牧場の民　その御手の羊。

今日　もし御声を聞くなら
あなたがたの心を頑（かたく）なにしてはならない。
メリバでのように
荒野のマサでの日のように。
あなたがたの先祖は　そこでわたしを試み
わたしを試したわたしのわざを見ていたのに。