風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

あの方が私の羊飼いになっていて下さるのですから

死の陰の谷を行くときも、
私は災いを恐れない。
あなたが私と共にいて下さる。
あなたの鞭、あなたの杖、
  それがわたしを力づける。詩編23:4
 
 
私たちは、
四方から苦しめられても行き詰らず、
途方にくれても失望せず、
虐げられても見捨てられない
。Ⅱコリント4:8〜9
 
      (ローズンゲン日々の聖句1/29:木)
 
 
 
 安心なのですね。
あの方が一緒にいて下さるから。
 
 イスラエルでは、羊飼いは、後ろから羊を追い立てるのではないのだそうですね。
水飲み場で、いろいろな群れの羊が入り混じっていても、
羊飼いが呼ぶと、
羊は自分の羊飼いの声を聞き分けて羊飼いのところに出て来るのだそうです。
 
 
そして、羊飼いが羊の群れの先頭に立って進むと、
羊たちはそのあとを追っていくのだそうです。
 
 
 とすると、羊飼いが持っている鞭や杖は羊に対してのものではなく、
オオカミなど、外敵に対してのものなのでしょうか。
羊飼いがいてくれると、羊は安心して草を食べておられるのでしょうね。
 
 自分で自分を守り、自分一人の判断で行く道を決めないといけないのなら、
いつも、間違わないように気を張っていないといけなくなりますが、
力強い導き手、相談相手がいてくれれば、
死の陰の谷を行くときも心強く、
苦しめられることがあっても行き詰りきることはなく、
途方にくれますが失望に終わることはなく、
虐げられますが見捨てられてしまうことはないのですね。
 
 
 私のいのちの日の限り、
慈しみと恵みとが私たちを追って来るのだそうです(詩篇23:6)。
 
 
 いつも、いつまでも共にいて下さる、もう一人の助け主、
聖である霊と呼ばれる方が、
私たち一人一人と一緒に進んで下さるのだそうです(ヨハネ14:16)。
今日も。
 
 
 
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