貪欲。もっと、もっと、と、満足を知らない者を。
(ローズンゲン日々の聖句6/6;月)
正義を待ち望まれたのに、見よ、泣き叫び。
畑に畑を寄せている者たち。
あなたがたは余地も残さず、
自分たちだけが国の中に住もうとしている。
ああ。朝早くから強い酒を追い求め、
夜をふかして、ぶどう酒をあおっている者たち。
彼らの酒宴には、立琴と十弦の琴、
タンバリンと笛とぶどう酒がある。
彼らは、主のみわざを見向きもせず、
御手のなされたことを見もしない。
ああ。うそを綱として咎を引き寄せ、
車の手綱でするように、
罪を引き寄せている者たち。
彼らは言う。「彼(神)のすることを早くせよ。
急がせよ。それを見たいものだ。
イスラエルの聖なる方の(自分たちを罰するという)はかりごとが、
近づけばよい。それを知りたいものだ」と。
ああ。
悪を善、善を悪と言っている者たち。
彼らはやみを光、光をやみとし、
苦みを甘味、甘味を苦みとしている。
ああ。おのれを知恵ある者とみなし、
おのれを、悟りのある者と見せかける者たち。
ああ。酒を飲むことでの勇士、
強い酒を混ぜ合わせることにかけての豪の者。
彼らはわいろのために、悪者を正しいと宣言し、
義人からその義を取り去っている。
炎が枯れ草をなめ尽くすように、
彼らの根は腐れ、
その花も、ちりのように舞いあがる。
彼らが万軍の主のみおしえをないがしろにし、
イスラエルの聖なる方のみことばを侮ったからだ。
このゆえに、主の怒りが、その民に向かって燃え、
これに御手を延ばして打った。
山々は震え、彼らのしかばねは、
ちまたであくたのようになった。
それでも、御怒りは去らず、
なおも、御手は延ばされている」(イザヤ5:7~25新改訳)と。
自分を一番上の位置に置き、他を蹴落とし、よいもののすべてを自分一人で独占しないと気が済まない者に。