風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

諸国の民の言葉で、神の偉大な御業を語り、ほめ歌を歌い

 主よ、
諸国の民の中で
私はあなたに感謝し、
国々の中でほめ歌を歌います。
詩57:10

 五旬祭ペンテコステ)の日にイスラエルにいた人々の言葉:
使徒たちが
私たちの言葉で
神の偉大な業を語ってているのを
聞こうとは思わなかった。
使徒2:11

 申命記4:27~35(36~40)
 ヨハネ10:1~10(通読箇所)

   (ローズンゲン日々の聖句8/11;土)

 BC1500年頃のこと、
エジプトで奴隷状態であったイスラエルの民は、
その夜、
神のことばに従って小羊をほふり
家の2本の門柱とかもいにその血を塗ったのだそうです。

 その夜、主の使いがエジプト中を行き巡り、
血を塗っていない家の長子、
王の長子から奴隷の長子、家畜の長子に至るまでを打たれたので、
エジプト中に激しい泣き叫びが起こり、
エジプト人イスラエルの人々を強制的に追い出した(出エジプト12:1~41)のだそうです。

 その時から1500年ほど後の、
この「過ぎ越しの祭り」の小羊がほふられる日に、
エスは、
エルサレムの門の外で十字架刑での処刑を受けられ、
小羊がほふられる午後3時頃、
息を引き取られたのだそうです。

 その過ぎ越しの祭りから50日目、
旬祭モーセによる律法授与の記念日)に、
弟子たちが一つ所に集まっていると、
激しい風が吹いて来るような響きが起こり、
約束の〔聖である霊〕と呼ばれる方が弟子たちに来られて、
弟子たちは、
この方が話させてくださるとおりに、
他の言葉で話し出したのだそうです。
〔聖である霊〕と呼ばれる方が心に置いてくださる
〔父である神〕の御思いのとおりに(エレミヤ31:31~34、エゼキエル36:25~28)。

 モーセによって、
神とイスラエルの民との間に古い契約(旧約)が結ばれたその記念日に、
エスによる
新しい契約(新約)が実現したというのですね。

 天下のあらゆる国から来て
エルサレムに住んでいた人々は、
この物音に驚いて集まって来たのだそうですが、
ガリラヤ出の、外国語を知るはずもない弟子たちが、

自分たちの国の国言葉で、
神の偉大なみわざについて話しているのを聞いて、
驚き惑ったのだそうです。

 そして、イエスによるこのうれしい知らせは、
エルサレムから始まって、
ユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで伝えられることになり、
あらゆる国の中で、
エスの声を聞いてイエスについて行く人々(ヨハネ10:3~4)、
〔聖である霊〕と呼ばれる方が心に置いてくださる〔父である神〕の御思いに
ついて行く人々が起こり、

 この方だけを私の神とし(申命記4:35)、
感謝し、
ほめ歌を歌うのだそうです。
今日も。

(近くの教会を知りたい等の方は;shkhknsyg3@yahoo.co.jpへどうぞ。)