風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

祝福の源にしていただいて

 赦しはあなたのもとにあり、

人はあなたを畏れ敬うのです。詩130: 4 (10/28の週の聖句)

 

 主はアブラムに

「わたしはあなたを祝福し、

あなたが祝福の源となるようにする」

と言われた。創世記12:2

 

 悪をもって悪に報いず、

侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。

かえって祝福を祈りなさい。

祝福を受け継ぐために

あなたがたは召されたのです。Ⅰペテロ3:9

 

 マタイ18:21~35

 詩143(通読箇所)

   (ローズンゲン日々聖句10/28;Ⅳ日曜)

 

 天の神、主、

「『わたしはある(I am)』という者」と名乗られる方は、

私たちを批判し、責める方ではなく、

赦し、祝福し、幸せにしようと思っていてくださる方なのだそうです。

 

 そして、私たち一人一人を通して

周りの人を祝福しようと。

 

 それで、

私たちの〔生まれたときからの私〕という霊は、

「神のひとりのようになり、善悪を知る」ようになっていて(創世記3:5、22)、

その私から出て来る思いは、

人のあらを見つけ、批判し、責め、なじる思いなのですが、

 

 十字架刑での処刑を受けてくださって、

私たちの、この〔生まれたときからの私〕という霊」を

処刑が終わっているのもの、死んだものとしてくださり、

 

 墓に葬られ、

三日目に死人の中から新しい霊のからだに復活し、

40日に渡って何度も弟子たちに現れて神の国のことを語り、

オリーブ山で、弟子たちが見守る中、

天の〔父である神〕の右の座に帰られたイエス

 

 そのイエスを通して来てくださる、〔聖である霊〕と呼ばれる方が、

私たちの心に置いてくださる〔父である神〕の御思いは、

悪をもって悪に報いず、

侮辱をもって侮辱に報いないで、

かえってその人を祝福する思いなのだそうです。

 

 天の〔父である神〕は、

私たちを祝福の泉の源として用いたいのだそうですから。

 

 ちょうど、私たちは、

王から1万タラント

(労働者の賃金を1日1万円とすると、6千億円)

の借金を返せなくて赦してもらった人のようだと

エスは言うのですね。

 

 それで、自分に100万円の借金があって返せない人を

赦してやってほしい(マタイ18:21~35)と。

 

 私の〔生まれたときからの私〕という霊から出て来る思いは、

何としてでも借金を取り返そうとするのですが、

 

 イエスを通して来てくださる〔聖である霊〕と呼ばれる方は、

私たちの心に、

〔父である神〕の赦す思いを置いてくださるのだそうですから。

 

 そして、ダビデ王のようにうたうのですね。

主よ。私の祈りを聞き、

私の願いに耳を傾けてください。

あなたの真実と義によって、私に答えてください。

あなたのしもべを裁きにかけないでください。

生ける者はだれひとり、

あなたの御前に義と認められないからです。

敵は私のたましいを

 

この新しい週も。追い詰め、

私のいのちを地に打ち砕き、

長く死んでいる者のように、

私を暗い所に住まわせたからです。

それゆえ、私の霊は私のうちで衰え果て、

私の心は私のうちでこわばりました。

私は昔の日々を思い出し、

あなたのなさったすべてのことに思いを巡らし、

あなたの御手のわざを静かに考えています。

あなたに向かって、私は手を差し伸べ、

私のたましいは、かわききった地のように、

あなたを慕います。

 

主よ。早く私に答えてください。

私の霊は滅びてしまいます。

どうか、御顔を私に隠さないでください。

私が穴に下る者と等しくならないため。

朝にはあなたの恵みを聞かせてください。

私はあなたに信頼していますから。

私の行くべき道を知らせてください。

私のたましいはあなたを仰いでいますから。

主よ。私を敵から救い出してください。

私はあなたの中に、身を隠します。(詩篇143:1~9)と。

 

 この新しい週も。

 

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