風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

サタン、私たちを告訴する者の頭を踏み砕くために、御子である方が

わが神、主よ、
 あなたは命を、滅びの穴から引き上げてくださった。
ヨナ書2:7
悪魔の働きを滅ぼすためにこそ、
  神の子が現れたのです
。Ⅰヨハネ3:8

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      (ローズンゲン日々の聖句11/10;火)
 天の神、主は、「もう一度、あなたの聖なる宮を仰ぎ見たい」との、ヨナの願いに答えて、大魚に命じて、ヨナを吐き出させ、もう一度、ヨナをアッシリアの首都、ニネベに派遣なさったのだそうです。
 
 ニネベの人々は、「もう40日すると、ニネベは滅ぼされる」とのヨナの言葉を聞いて、ヨナが伝える神を信じ、「もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りをおさめ、私たちは滅びないですむかもしれない」と、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着、王も、王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中に座ったので、天の神、主は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になって、彼らに下すと言っておられたわざわいを思い直されたのだそうです(ヨナ3章)。
 
 また、最初の人、アダムが、天の神、主と心を一つにしていく生き方を嫌い、自分一人の理性の判断で善悪を決めていく者になってしまったとき、天の神、主は、「やがて、女の子孫として生まれる方があり、サタン(悪魔)は彼のかかとにかみつくが、彼はサタン(悪魔)の頭を踏み砕く」との約束を与えられていました(創世記3:15)。
 その「女の子孫」として、処女マリヤの胎を通して人となられたイエスを、サタンは、ユダヤの指導者を通して十字架に架けたのですが、天の神は、そのイエスの死によって、私たち人間の罪を赦すこととされ、私たち人間を告訴し、罪に定めさせようとするサタンの決定的な敗北とされたのだそうです。
 
 天の神、主の呼びかけに応えて、主に立ち返る者を、主は、イエスの死と復活による決定的な勝利に入れてくださるのだそうですね。
今日も。
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