風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

とこしえの世界の生き方を、今、

肉なる者は皆、草に等しい。
  永らえても、すべては野の花のようなもの。
 草は枯れ、花はしぼむが、
   私たちの神の言葉はとこしえに立つ。イザヤ書4068
 
 天地は滅びるが、
わたし(イエス)の言葉は決して滅びない。マルコ1331
 
      (ローズンゲン日々の聖句5/19;火)
 
 私たち、人間同士で、成功している人、栄えている人と、そうでない人を比べますが、人間がどんなに栄えても、その栄は、野の花のようなものだと天の神、主はおっしゃるのですね。
 イスラエルでは、朝、咲き誇っている野の花が、東風が吹くとたちまち枯れてしまう。
人間の栄華もそのようなものだと。
 
 私たち、無意識に、大地は不動のもの、頼りがいのあるものと思っています。
だから、大地が揺れると大騒ぎになるのですね。
 さらに、この宇宙は永遠に続くものだと、ずっと思っていた。
最近の物理学で、宇宙に始まりがあり、終わりが来るはずだと発見されるまでは。
 
 天の神、主は、預言者をとおして、そして、その預言のことばが記録された「聖書」と呼ばれている本を通して言っているのだそうです。
「天地は滅びるときが来る」と。
 
 イエスは言われます。
「人に惑わされないように気をつけなさい。
わたしの名を名のる者が大勢現れ、『私こそそれ(キリスト、救い主)だと言って、多くの人を惑わすでしょう。
また、戦争のことや戦争のうわさを聞いても、あわててはいけません。それは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
 
 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、ききんも起こるはずだからです。これらのことは生みの苦しみの初めです。
   ~ ~ ~
 だが、その日には、その苦難に続いて、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
 そのとき、人々は、人の子(イエスご自身のこと)が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。
そのとき、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます」(マルコ13582427)と。
 
 天の神、主は、この宇宙を御思いのとおりに創造された方。
そして、これを終わらせる権威を持っておられる方。
この方は、ご自身の存在を宇宙の存在に左右される方ではないのだそうです。
そして、この方の御意志、そのことばも変わることはないのだそうです。
 
 
 この方が、この人間の歴史の中で用意された、御子イエスの「代理の死」による贖い(あがない、代価を支払っての買戻し)を受け取り、そのイエスが遣わされる「聖である霊」と呼ばれる方をお迎えし、この方が受け入れる者の心に置いてくださる、「父である神」と呼ばれる方の、私たち一人一人に思っていてくださる御思いによって生きる者、この方とともに生きる者は、その日には、地の果てから天の果てまで、四方から集められて、新しく実現する御国を受け継がせていただけるのだそうです。
 
 その日に向かって、御思いをいただきながら、この方とともに生きる生き方が始まっているのだそうです。
今日も。