風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

永遠に滅びることのない国が

天の神は一つの国を興されます。
この国は永遠に滅びることがありません。
ダニエル書2:44

 

 国と力と栄とは、
とこしえにあなたのものです。アーメン。
マタイ6:13(新改訳)
 使徒12:1~11
 マタイ20:17~28(通読箇所)
   (ローズンゲン日々聖句10/3;木)

 

 天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と名乗られる方が、
バビロン帝国の王、ネブカデネザル(BC 605~BC562在位)に夜の夢で示し、
預言者ダニエルが解き明かした啓示。

これから、この世界史の中で起こる出来事。

 

 ネブカデネザル王の前に立つ巨大な、恐ろしい、輝く像。
頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももとは青銅、
すねは鉄、足は一部が鉄、一部は粘土。

 

 ネブカデネザルが見ているうちに、
一つの石が人手によらずに切り出され、
その鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕いたので、
鉄も粘土も青銅も銀も金もみな共に砕けて、
夏の麦打ち場のもみがらのようになり、
風がそれを吹き払って、あとかたもなくなったのだそうです。

 

 そして、その像を打った石は、
大きな山となって全土に満ちた。

 

 金の頭はバビロン帝国の王、ネブカデネザル(新バビロニア帝国)。

その後、少し劣る国(メド・ペルシャ連合帝国)が、
次に青銅の第三の国(アレクサンドロス大王ギリシャ帝国)が興り、全土を治める。

 

 第四の国は鉄のように強い国(ローマ帝国)。
鉄がすべてのものを打ち砕くように、先の国々を打ち砕く。

 

 その像の足の指が一部は鉄、一部は粘土であったように、
一部は強く、一部は弱く、人間の種によって、互いに混じり合うが、
鉄と粘土が混じり合わないように、互いに団結することはない。

 

 この王たちの時代に、天の神は一つの国を興される。
永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、
かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまう、
永遠に立ち続ける国を(ダニエル2:1~44)。

 

 

 この、鉄と粘土の国のとき、イエスは来られたのですね。

エスは12弟子だけに話されました。
「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かっていきます。
人の子(イエスはご自分のことをよく、この呼称で呼ばれた)は、
祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。
彼らは人の子を死刑に定めます。
そして、あざけり、むち打ち、
十字架につけるため、異邦人に引き渡します。

しかし、人の子は三日目によみがえります」(マタイ20:17~19新改訳)、と。

 

 イエスが十字架刑で処刑されることによって、
あとかたもなく、雲散霧消してしまうはずだったイエスの弟子たち。

 

 しかし、イエスが処刑され、墓に納められてから三日目、日曜日のこと、
新しい霊のからだに復活したイエスは、
まず、墓の前で、イエスの死体がなくなったと泣いているマクダラのマリヤに、
そして、失望してエマオに帰って行く二人の弟子たちに、
さらに、ペテロやヨハネたちに現れたのだそうです。
幽霊ではなく、確かにからだを持っていることを示すために、
弟子たちが差し出した食べ残りの魚の一切れを食べて見せまでして。

 

 さらに1週間後の日曜日のこと、
そのとき、そこいなかったトマスがいる所にも現れたのですね。
「あなたの指をここにつけて、
(十字架につけたくぎで穴の空いた)わたしの手を見なさい。
手を伸ばして、(ローマ兵が死亡を確認するため槍で突き刺した)
わたしの脇腹に差し入れなさい。
信じない者にならないで、信じる者になりなさい」(ヨハネ20:24~27)と言われて。

 

 イエスは、そのほかにも、40日の間、彼らに現れて、
神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、
ご自分が生きていることを使徒たちに示されたのだそうです。

 

 そして、オリーブ山で弟子たちが見守る中、
上げられ、雲に包まれて見えなくなられたのだそうです。

エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
もう間もなく、あなたがたは聖霊バプテスマを受けるからです。
聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、
あなたがたは力を受けます。
そして、エルサレムユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで、
わたしの証人となります」と

また、「また来る」と言い残して(使徒1:3~11)。

 

 その10日後、ペンテコステ(五旬節)の祭り、
モーセによる律法授与の記念日(旧い契約締結の記念日)に、
約束の【聖霊なる神】が、
集まっていた120人ばかりの弟子たちに来られて、
弟子たちはこの方が話させてくださる通りに話し出すことが
始まったのだそうです(使徒2:1~4)。
エレミヤ書31:31~34、エゼキエル書36:25~28で預言されている、
新しい契約が。

 

 この方は、ヘロデ大王の孫のヘロデ王が、
ユダヤ人の関心を買おうとしてペテロを捕らえて牢にいれ、
四人一組の兵士四組に引き渡して監視させ、
明日は、民の前に引き出そうとしていた晩、
二本の鎖につながれ、
ふたりの兵士の間に寝ており、
戸口には番兵たちが監視している牢からペテロを救い出し(使徒12:1~11)までして。

 

 エルサレムから始まったこの出来事は、
北に、南に、そして西回り、東回りで、
東の果てのこの日本の私たちにまで届いているのですね。

 

 私たちも、このイエスによる出来事を受け取って、
「国と力と栄とは、とこしえにあなたのものです」と、
この方に感謝と賛美を。

今日も。

 

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