風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

命を得させて下さる方によって

主よ、
私に代わって争い、
私を贖
(あがな)い、
(おお)せによって
命を得させてください。
詩119:154

 

 フィリポが走り寄ると、
預言者イザヤの書を朗読しているのが
聞こえたので、
「読んでいることがお分かりになりますか」
と言った。
宦官
(かんがん)は、
「手引きしてくれる人がなければ、
どうしてわかりましょう」と言った。
使徒8:30~31

 

 Ⅰヨハネ1:8~2:2(3~6)
 マルコ11:1~11(通読箇所)

   (ローズンゲン日々聖句3/12;木)


 人となられた【御子である神】、イエスは、
弁護士が被告人に代わって弁明するように、
御自身が私たちに代わって十字架刑で処刑を受け、
私たちの処罰が終わっていること、
ご自分のいのちを買い戻しの代価として支払い、
私たちをあがなっていてくださることをもって私たちを弁明し、
私たちにいのちを得させることばを発してくださる方。

 

 また、教える者を遣わして
そのいのちのことば、聖書のことばを
私たちに分かるよう解き明かして下さる方なのですね。

 

 ピリポを、
エルサレムからエチオピアに帰る途中の宦官かんがんのところに派遣して、

イザヤ書53章に書かれている
ほふり場に引かれていく羊のように、
毛を刈る者の前で黙っている子羊のように、彼は口を開かない」
ということばが、
私たちの身代わりになって十字架刑での処刑を受けられる
エスのことを預言していることを解き明かされたように。

 

 天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」
と名乗られる方(出エジプト3:14)は、
私たち人間を
「さあ、人をわれわれのかたちとして、
われわれの姿すがたに造ろう」(創世記1:26)と思って
創造されたのだそうです。

 

 しかし、最初の人アダムは、
その、天の神、【主】と思いを一つにして生きる場に満足せず、
もっと素晴らしい者、えらい者になろうとして、
「神のひとりのようになり、
善悪を知る」ようになった(創世記3:5,22)のだそうです。

 

 造り主である神と思いを一つにするのではなく、
この方に対立、対抗して自分の理性の判断で善悪を決め、
この方よりも自分を上の存在にしようとする、
神の創造の目的からズレた者、「的外れ」な者に。

 

 そして、この性質は、アダムの子孫、
すべての人間に遺伝しているで、
アダムの子孫である私たちも、
生まれたときから「神の一人のようになり、善悪を知る者」、
造り主である神と思いを一つにしようとはしないで、
この方に対立、対抗して、自分の善悪の判断で生きる者に。


 だから、私たちが、
自分はそういう「的外れ」なものであることを認めないで、
自分は正しい位置、あるべき位置にいる者だと主張し続けるなら、
私たちは神を偽り者とし、
自分自身をあざむいていることになるのだそうです。

 

 それで、もし、私たちが自分の罪、「的外れ」を認めて
神の御前に出て行くなら、
真実で正しい神は、
エスが十字架刑で受けてくださった処刑をもって
私たちの処罰がおわったもの
私たち自身である〔生まれたときからの私〕という霊を
死んだものとし、
 

 そのうえで。もう一人の方、
【聖である霊】と呼ばれる方を私たちに派遣してくださって、
この方によってご自身の御思いを私たちの心に置き、
私たちの心にご自身の御思いがあるようにして、
受け入れる者がご自身と思いを一つにして生きる者、
「われわれのかたち、われわれの姿すがた」に回復のされた者と
してくださるのだそうです。
すべての不義からきよめられた者に。

 

 私たちの罪、「的外れ」のためのなだめのささげ物となって
いのちを献げてくださったイエスによって
神の愛のうちにいる者に。(Ⅰヨハネ1:8~2:6)

  
 それで、イエスは、
ご自分が十字架刑での処刑を受ける、
そのご計画のときが来たことを感じられ、
エルサレムに入られるとき、
弟子たちを向こうの村に遣わして、ろばの子を引いて来させ、
その、まだ誰も乗ったことのない子ろばに乗って
入城されたのだそうです。

 

 預言者ゼカリヤによって
「娘シオンよ。大いに喜べ。
エルサレムよ。喜び叫べ。
見よ。あなたの王があなたのところに来る。
義なる者で、勝利を得、
柔和な者で、ろばに乗って。
雌ろばの子である、ろばに乗って。」(ゼカリヤ9:9)
と預言されていた【父である神】のおことばのとおりに。

 

 私たちも、この方によっていのちの中へ。
【父である神】と思いを一つにして生きる生き方の中へと。
今日も。

 

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