風にそよぐ葦

プロテスタントのキリスト教会員です。「ローズンゲン日々の聖句」より、その日、その日の聖書の言葉を紹介しています。

不可能なことは、何もないのだそうですから。この方には

主の手が短いというのか。民数記11:23


野の花がどのように育つのか、
注意してみなさい。
働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、栄華を極めたソロモンでさえ、
この花の一つほどにも
着飾ってはいなかった。
「何を食べようか」、
「何を飲もうか」、
「何を着ようか」と言って、
思い悩むな。
マタイ6:28~29、31

 

 マタイ26:30~35
 Ⅰペテロ3:1~7(通読箇所)
   (ローズンゲン日々の聖句5/1;金)

 

 エジプトを脱出したイスラエルの民、
シナイ山での律法の授与、
「私たちは、主の言われたことはすべて行います」と応答して、
初めの契約が結ばれた後、
シナイ山を旅立ち、荒野に進んでいったのですね。

 

 すると、民は【主】に対して、
繰り返し激しく不平を言ったのだそうです。
「ああ、肉が食べたい。
エジプトで、ただで魚を食べていたことを思い出す。
きゅうりも、すいか、にら、玉ねぎ、にんにくも。

だが今や、私たちののどはからからだ。
全く何もなく、ただ、このマナを見るだけだ」、と。

 

 それで、天の神、【主】は、民に告げるよう、
モーセに言われたのですね。

「あなたがたは肉を食べられる。
【主】が肉を下さる。
あなたがたが食べるのは、ほんの一日や二日、
十日や二十日ではなく、一か月もであって、
ついには、あなたがたの鼻から出て来て、
吐き気をもよおすほどになる。
それは、あなたがたのうちにおられる【主】をないがしろにして、
その御前で泣き、
『いったい、なぜ、われわれはエジプトから出て来たのか』
と言ったからだ。」

 

 それで、モーセは言ったのですね。
「私と一緒にいる民は、徒歩の男子だけで60万人です。
しかもあなたは、
彼らに肉を与え、一か月の間食べさせる、と言われます。
彼らのために羊の群れ、牛の群れがほふられても、
それは彼らに十分でしょうか。
彼らのために海の魚が全部集められても、
彼らに十分でしょうか」、と。

 

 それに対して神である【主】は、こう答えられたのですね。
「この【主】の手が短いというのか。
わたしのことばが実現するかどうかは、今に分かる」、と。

 

 そして、海から風を吹かせ、海からうずらを運んで来て、
宿営の周りに落とされ、
民に飽きるほど食べさせられたのだそうです。(民数記11:1~32)

 

 イエスは、「何を食べようか」、「何を飲もうか」、
「何を着ようか」、と言って、思い悩まないで、
この方に、「日ごとのかてを、今日もお与えください」と願うように、
と言われました。
空の鳥を養い、野の花を美しく装われる方に。

 

 

 「あなたと一緒に死ななければならないとしても、
あなたを知らないなどとは決して申しません」と言うペテロが、
その夜のうちに、三度もイエスを知らないということを
知っておられ、
前もってペテロにそのことを告げ(マタイ26:30~35)、
そのことが起こったとき、
ペテロが立ち直ることができるように、と
配慮してくださる方なのですから(ルカ22:32)。

 

 また、この方は、
神を受け入れていない夫をもつ妻の、
自分の夫に従う無言のふるまい、
妻の神を恐れる純粋な生き方を見て
夫が神を受け入れるようにされる方。

 

 神を受け入れていない妻をもつ夫にも、
妻が自分よりも弱い器であることを理解して
妻と共に暮らし、
いのちの恵みを共に受け継ぐ者として
尊敬させてくださる方(Ⅰペテロ3:1~7)なのだそうですから。

 

 私たちも、この方の御こころが私にもなるようにと。
今日も。

 

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